トヨタ・ヒエラルキー

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次世代VIP車としての「アルファード」、トヨタ内での立ち位置を模索中 - 日経Automotive Technology - Tech-On!

以前、トヨタの技術者に聞いた話がある。今では確認が取れないので「噂話」として読んでいただきたい。状況証拠から見て、そう間違ってはいないだろう。「スターレットは本気でなかった」という話である。
 
昔、「スターレット」という小型車があった。出来は良いのだが、地味なクルマでもあった。その地味さは“狙い”だったというのが、その技術者の解説だ。スターレットが大ヒットして上級の「カローラ」を食っては、トヨタ全体としての売り上げに対してマイナスになる。トヨタ全体としての意思が働いた。開発した当事者には申し訳ないのだが、トヨタはそこまで考えたという。

「噂話」なんてもったいぶる必要はなくて、そんなの常識じゃん?

「本気でなかった」というより「手を抜いていた」というべきだろうね。 欠陥車とかの意味ではなく、「やろうと思えばもっといいクルマに出来たけど、そこそこの出来で良しとした」ということ。 それでもクラスNO.1の販売台数だったのだし。