出張マイレージは誰のもの?

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J-CASTニュース : 出張マイレージの個人使用 トヨタ、日産、松下の対応

マイレージサービスは、搭乗した飛行機の飛行距離に応じてポイント(マイル)が与えられ、無料航空券などと交換できる制度。日本国内では1990年代後半から利用が本格化した。公金を使って飛行機に乗った際も、マイルは個人に付与されるため、そのマイルを家族旅行に使うケースも発生。「公金横領なのでは」といった声も上がってきた。
 
では、税金ではないものの、経費で社員を海外出張させている民間企業の場合はどうなのだろうか。いくつかの「グローバル企業」に聞いてみた。
 
トヨタ自動車は
 
「特に規定はありません。それぞれの社員の判断に任せています」
 
とする一方で、日産自動車も
 
「マイルは個人で貯めるものなので、特に会社として管理する、ということはしていません」
 
と話す。マイルは個人に付与されるものなので、内勤と「出張族」との格差が懸念されるところだが、実際は「社用と私用を切り分けるのが難しい」といった事情もありそうだ。

なんで「居酒屋タクシー」問題からマイレージサービスに繋がるのか理解できませんけどね。
ある種の出張手当として黙認している企業が大部分でしょうが、業績が悪い会社では「会社のもんだ」というところがあっても不思議じゃないですね。

国家公務員:公務でマイレージ、政府が国の一括管理要請 航空会社は拒否 - 毎日jp(毎日新聞)

国家公務員が公務での出張時に取得した航空会社のサービス利用ポイント(マイレージ)について、政府は国による一括管理を目指し、航空会社と交渉を始めた。「公務で私的な特典を得ている」との批判を避け、行政経費も節減する「一石二鳥」策だが、航空会社側は「マイレージは顧客個人をつなぎとめる特典。他人のマイレージで『ただ乗り』はたまらない」と反発する。同様の申し込みは民間企業からもあるが、断っているという。
 
(中 略)
 
航空会社側は「国家公務員にだけマイレージの共有を認めるのは納得が得られない」(ある日本の航空会社幹部)との姿勢を変えていない。結局は公務員自身のモラルに帰着しそうだ。

そりゃそうだろうな。
そんなにフライトマイレージが問題なら、マイレージが付かないクラスの航空券にすればいいんじゃね? 実際、初めてマレーシアに行った時は、そんな航空券だったよ。