MobileMeとiPhone

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[WSJ] お勧めできないAppleのMobileMe - ITmedia アンカーデスク

大企業の従業員は通常、自分の電子メールや連絡先、予定表を複数のPCやスマートフォンで手軽に同期させている。だが、一般的な消費者はそうした手段を持っていない。彼らは長時間を費やして、手作業で予定表と連絡先を同期させたり、メールが転送されるの待つのだ。
 
だから、Appleが企業システムと同等のメール、予定表、連絡先の同期機能を年間100ドルで万人に提供する新サービスを発表したときには大騒ぎになった。その上Appleは、この「MobileMe」というサービスがWindows PCでもAppleのMacintosh、iPhone、iPod touchと同様に機能すると約束したのだ。同社はさらに、20Gバイトのオンラインストレージ、Webアプリケーションスイート、お気に入りの同期、オンラインフォトギャラリーの提供で発表を締めくくった。
 
だが、1週間このサービスを真剣に使ってみた結果、残念ながらわたしはこのサービスをお勧めできない。少なくとも今の状態では。発想は素晴らしいが、現状ではMobileMeにはあまりにも不具合が多く、上記の約束を守れていない。

自分の場合はたまに出張に行く程度で、ほとんどはオフィスで過ごします。 自分用のノートPCで仕事が完結するので、それさえあればどこでも仕事が出来ます。
出張先でも自社の事業所であればメールは使えます。 いざとなれば、ホテルから個人のメールアドレスで送ったりもしますが。

でも、営業の人やビジネスマン、マスコミ関係など、毎日予定が数件あって出先を飛び回るような仕事の人は、こういうのが必要なんでしょうね。

そういえば、似たような話を読んだなぁと思ったら、iPhoneについての記事でした。

本田雅一の「週刊モバイル通信」 不満を抱えながらもiPhoneから離れられない理由

取材に出かけ、電車で移動中にすることは、何をさしおいてメールの整理である。以前は朝食を取る前後にパソコンの前に座り、急ぎのメールに目を通し、さらに必要ならば簡単に返信をしてから出かけていたが、iPhoneがあれば慌ただしく出かける前に処理する必要はない。
 
(中 略)
 
上記のように電車の中でメールを読み、不要なメールは削除して、返信をして……と作業した結果が、そのままPCのメーラー上でも反映されるからである。取材先に到着してPCを開いて手持ちのPCをオンラインにすると、PC上のメールクライアントはiPhoneで作業した結果がすぐに反映される。
 
逆に自宅や出先でPCを用いてメール処理を行なった後に移動を開始し、移動中にiPhoneのメールを開くと、今度はPCで行なった作業がiPhoneのメールに即座に反映されていることを確認できる。
 
(中 略)
 
たとえば、筆者は家人にスケジュールの入力や管理をお願いしている。従って、外出中にいつの間にかスケジュールが埋まっているということが多々あるのだが、そんな場合にもiPhoneを取り出せば(少なくとも15分前ぐらいまでは)スケジュールの空き状況がわかる。
 
メールの整理をしながら、スケジュールを入力する必要が出てきたら、その場で入力。その結果は即座にMobileMeのサーバにも登録されるので、オーバーブッキングの可能性も低くなる(15分の時間差があるので、完全になくなるわけではないが)。
 
とにかく、こうしてメールをチェックしながらスケジュール管理をしつつ、メールへの返信をしていると、大抵は目的地に到着する時間となる。

確かに分刻みで仕事しなければならない人だと、何らかの支援システムでもないと無理でしょうね。
芸能プロダクションや政治家の場合は、複数のマネージャーによる人海戦術でやっているんでしょう。

欧米でRIMのBlackberryが流行るのも、こういうユーザー層なんでしょうが、あれもある規模以上の企業でないと導入できないので、フリーランスのジャーナリストにとってMobileMeとiPhoneで同様のシステムが出来れば嬉しいでしょう。

一方でGoogleが提供しているメールやカレンダーなどを用いれば、似たようなことはある程度できるような気がします。 Android携帯からは、当然それらのサービスへアクセスが容易になるような仕組みが用意されるでしょうから、いずれiPhoneとAndroidは激しく競合することになるのでしょう。


ところでiPAQを使って思ったのですが、人間というものは欲張りなので、「入力しづらい」と外付けキーボードをつければ今度は「もっと広い画面を」となり、結局ノートPCでないと満足できなくなるんです(Webを見ようとすれば特に)。
PDAやスマートフォンが便利なのは、座ってノートPCを広げられない、日本の通勤電車とか駅のホームとかでしょうね。 それでもスケジュールやメールの確認程度で、その場で長文の返事を打とうとは思わないよね。

A4サイズで厚さ1cm(折り畳み時)、重さ600gのゼロスピンドルのノートPCなんてあればいいのに。