必要なのは、経済力より生命力

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J-CASTニュース : 「年収260万円」の男性 結婚無理なのか、がネットで話題

一方、「男は結婚するべきではない」というまとめサイトが08年08月19日に登場した。「2ちゃんねる」の就職板にスレッドが41も立っている話題をまとめたもので、「ニコニコ動画」「ユーチューブ」などの投稿動画サイトにもこの内容がアップされている。ここでも年収の問題が結婚の大きなネックになっているようで、女性の「年収が400万円と、聞いたらゾッとした」などというコメントを紹介。夫の年収が低ければ共稼ぎもあるわけだが、「パートに出ることは無理です」と断るケースもある。そうした女性の存在を、夫に「寄生」するだけ、と決め付け、男は結婚せず、気ままに生き、自分で稼いだお金を自分のために使えばいい、などとしている。

自分も独身時代が長かったし、子供の頃から「一生独身」と公言していました。 経済的なことを考えたら、独身の方が自由度が高いのは確かです。

でも結婚は損得でするもんじゃなくて、ある意味「理性」を飛び越えて決断するものです。 大体、「この人と結婚する運命だ」なんて、傍からみれば世迷言にしか思えませんよね。


一方、女性の方はますます積極的で、男女の温度差は激しくなってきています。

J-CASTニュース : 30~40歳代の働く女性に 「就活」ならぬ「婚活」がブーム

「婚活」とは、「就活(就職活動)」のアナロジーとして作られた言葉。広まるきっかけは、08年3月に発行された新書『婚活時代』(ディスカヴァー・トゥエンティワン社)。結婚できない男女が増えている現状では、就活のように結婚するにも活動が必要だと説き、未婚女性に大きな衝撃を与えた。これをきっかけに、「婚活を始めた」「意識しだした」という声も聞かれる。
 
(中 略)
 
5万1140人が会員登録している大手紹介サービス、オーネット(東京都品川区)の担当者は、
 
「本によって婚活という言葉が広まり、結婚のチャンスをただ待つという姿勢から、『狩りに出る感覚』といいましょうか、女性を中心に積極的なものに変わってきています。そうした流れの中で紹介サービスを利用することへの抵抗感、アレルギー的なものがなくなりつつあります」
 
と変化を語る。

「狩り」ですよ、「狩り」。 「ひと狩り行こうぜ!」とイベントに繰り出す女性たちに比べると、男どもは萎縮する一方ですね。


思うに女性たちは年収そのものよりも、「女房、子供をしっかり食わせるぜ」という生命力を、男性に求めているんじゃないかと思うよ。

自分は十代の頃、「女性は何故ファッション、食事、おとこ」しか興味がないのか、不思議でしょうがなかったです。
でも自然界ではどの動物も、命がけで生殖行動に励んでいます。 人間のメスだって、「自分の遺伝子を残す」ことを考えたら、少しでも優秀な生命力のあるオスを捕まえる必要があるのは自明なことです。
ツッパリなど不良がモテたのは、女性がそういうバイタリティーを本能で感じ取ったからじゃないのかな?

というわけで、今の若い男の子には「北の国から」の五郎さんみたいに、自然生活でも生き抜くバイタリティーを養ってほしいものであります。