地球温暖化か、局地的大気汚染か

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ガソリン高騰時代のクルマ選び(3):NBonline(日経ビジネス オンライン)

リアルワールド(現実社会)でDE車の燃費が同排気量のガソリンエンジンをはるかに上回るというのは、エンジン研究者の間では常識だ。DEはターボ過給との相性が良く、ターボを使う分、さらに排気量を小さくできる。その一方で、排ガス面では問題も抱えている。燃料消費の抑制、つまりCO2排出を取るか、あるいは局地的大気汚染の防止を取るかは、行政の判断に委ねられている。

こういう書き方をすること自体が良識を疑うね。
わざわざ「局地的」とつけて大気汚染問題を矮小化していますが、ぜひ環七沿いに住んでもらいたいものです。

あるのか、ないのかあやふやな地球温暖化よりも、実際に訴訟を起こされて敗訴している大気汚染の方が、自動車メーカーにとって喫緊の課題だったのは当然のことです。
そして今は燃費と排ガスのクリーン化の両立にしのぎを削っているのです。 どっちを優先、じゃなくて、どっちもやらなければならないのですから。