トヨタ、韓国鋼材を採用へ

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asahi.com(朝日新聞社):トヨタ、韓国鋼材を採用へ 国産車分、コスト抑制図る - 愛車

採用する鋼材は、ボディー用の外板ではなく、車体の内側に使う内板。国内大手からも購入するが、一部をポスコに置き換える。すでに試験して品質を確認済みで、性能上問題ないと判断した。ポスコの鋼材は国内大手よりも数%安いという。
 
トヨタはこれまで、タイ工場で生産する新興国向け戦略車では、ポスコの鋼材を採用してきた。ポスコは自動車用鋼材の加工生産工場をメキシコに建設中で、09年中に完成する見通し。トヨタは北米向けに同工場からも購入を検討。将来の自動車市場回復に備える意味でも、鋼材の調達先を多様化しておく。
 
日産自動車や三菱自動車など他のメーカーは、すでに国内生産の一部の鋼材をポスコから調達している。(中略)
 
来期、営業黒字への転換を目指すトヨタは、09年度の価格交渉で、08年度の値上げ分を押し戻す値下げを求めていく方針だ。

以前に鉄スクラップ価格が暴落という記事がありましたが、先日のマレーシアでの工事で出た鉄くずは、トンあたり600RM(\25/RMで\15,000)で引き取られていきました。 まだマレーシアは建設需要もあるみたいだし、高めの水準なのかもしれませんね。
需要が下がれば価格も下がる訳で、日本の鉄鋼メーカーは相当苦しくなりそうです。