自動車危機はこれからが本番

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自動車、危機はこれから:日経ビジネスオンライン

「1000万台割れとは…」。2月4日に明らかになった1月の米国新車販売台数を聞いて、ある部品メーカー首脳は唸った。ついに年率換算で1000万台の大台を割り込み、単月とはいえ初めて中国に抜かれた。
 
「減産よりも販売減のペースが上回っているのではないか。今の状況なら米国での日本車の在庫水準は良くて横ばい。下手をすれば、さらに積み上がっているかもしれない」。別の部品メーカー首脳はこんな懸念を口にする。
 
仮に4月以降、さらなる減産が必要ならどうなるか。手形が現金化されるまでの期間を考えると、秋口までに資金繰りに窮するところが出てくる恐れがある。大手ならともかく、2次以下の部品メーカーの場合、苦境に追い込まれる。しかも、最近は地方銀行の間に公的資金による資本増強を検討する動きが広がるなど、地域金融機関に頼りにくい状況になっている。

既に完成車メーカーは、来期の上期までは交代制をやめて減産を継続するしかないと、腹を括っていると思います。 、さらに5月くらいまでは、毎月5日くらい生産休止しなければならないんじゃないかな。
完成車メーカーよりも、ティア2以下の部品メーカーと、地場資本系の販売会社が心配ですね。