消えた太陽黒点、極小期の始まりか?

  • 投稿日:
  • by

日経産業新聞online - 消えた太陽黒点、迫る地球寒冷化? (科学技術部編集委員 吉川和輝)

太陽黒点の数はほぼ11年周期で上下を繰り返すので、長期的な気候変動とは関係なく思われるかもしれない。だが、懐疑論者が注目するのは、太陽活動にはもっと長期的な周期パターンが存在すること。現在のような極端に活動が静かな時期は、長期的な静穏期の入り口かもしれない。(中略)
 
気候変動に関する政府間パネル(IPCC)は、今後の太陽活動が一定と仮定して将来予測をしており、少なくともその前提条件が崩れる。また、現在のコンピューター・シミュレーションが、太陽活動のような自然変動の要素を小さく、温暖化ガス増加の影響を大きく見積もりすぎているのではないかという疑問が懐疑派の間には根強い。(中略)
 
常識的には、地球が温暖化するより寒冷化したほうが、人類にとっては対処がより困難だろう。温暖化の弊害として語られることも多い食料問題も、寒冷化の方が深刻だろうし、エネルギー・資源の制約も厳しくなる。

たとえ寒冷化しようとも、化石燃料の枯渇問題は今後も深刻になっていく一方なので、「暖めたくても燃料が無い」という事態がやってくるかもしれません。 ハウス栽培なんかも出来なくなるでしょうし。

寒いのは苦手なので、IPCCの予測が当たって、温暖化してくれた方がありがたいですね。