トヨタ式ストロングハイブリッドの限界

トヨタ式ストロングハイブリッドの限界:ECO JAPAN -成長と共生の未来へ-

実用燃費はさらに低い数値です。私が東京都内で試した範囲では、エスティマHVとクラウンHVはいずれも9km/L前後。RX450hやハリアーHVは8km/L、LS600hは7km/Lといったところでした。ちなみに、新型プリウスで同じような市街地を走行してみると、モニターの示す燃費は22km/L前後と、ダントツで良い数値が出ています。(中略)
 
しかし、トヨタは、大きな車体の場合、車重と制御の問題から、ストロングハイブリッドシステムを用いても、それほど燃費が向上しないという事実を認識しています。プリウスは車重が1350kgほどであるのに対し、次に軽いハイブリッド車のクラウンHVは1840kgです。ほかのハイブリッド車は1900kg以上あり、プリウスより500kg以上も重いのです。

プリウスとは車格や3列シート、e-four(4WD)などの違いがありますから、重量差は仕方ないかなと思います。 でも「ストロング」を自認するTHSをもってしても、HVの燃費改善効果は限られるということなんでしょう。
ホンダが開発中の、中大型車向けHVはどうなるんでしょうね?