航続距離160kmがEVの「標準」に

【池原照雄の単眼複眼】ITで弱点をカバーする日産の電気自動車 | Response.

10年度に投入する市販EVの性能とほぼ同等と見られる今回の実験車両は、2次電池の容量が24kWhと三菱自動車の『i-MiEV』の1.5倍の規模。だが、i-MiEVより車体が大きく、モーター出力も高いことから、航続距離は「160km以上」としている。(中略)
 
言い換えれば、現状の2次電池の容量、コスト、重さといった基本性能をベストミックスさせて導き出されるEVの「標準航続距離」が、おおむね160kmということであろう。日産も三菱も世界各国での1日の平均走行距離データを引き合いに出し、実走行で100km走れれば大半のニーズをカバーできるとしている。

しばらくはモード走行で160kmの航続距離をキープしつつ、いかにバッテリーのコストを下げていくかという技術開発になるのでしょう。 単にバッテリーのコストダウンだけでなく、SOCの拡大や回生効率の向上でバッテリー容量を減らす方向も考えられるでしょう。

ところで日産のEVはバッテリー容量が「アイ・ミーブ」の1.5倍だそうです。 軽自動車ベースの「アイ・ミーブ」と違い、「ティーダ」がベースのEV専用車です。
なんで、単純計算すると「アイ・ミーブ」の1.5倍くらいの車両価格になってもおかしくありません。 ここからどうやってコストダウンしていくのか、興味がありますね。

とはいえ奇策はないので、せいぜいバッテリーをリースという形にして、見掛けの車両価格を下げるくらいしか出来ないと思いますが。