EVの電池コストを下げるには

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EVの電池コストを下げるには - 日経Automotive Technology - Tech-On!

EV向け2次電池を低コスト化できなければ、EVの車両価格の低減には限界があり、普及にも弾みはつきません。本多氏は「2030年ごろには次世代の2次電池が出てきて性能は数倍、コストは数分の1にすることは可能になるだろう」と予測します。しかし、今後3~4年のレベルで考えると「技術の進化で低コスト化できるのは20~30%程度。理論上、数分の1レベルのコストダウンは無理がある。自動車業界は、技術だけでコストの課題を解決するのではなく、仕組みの導入など割り切りが必要」と説明します。
 
「仕組みで解決する」というのは、電池の2次利用を前提として、EVユーザーには電池をリースすることを指します。東芝が実用化したLiイオン2次電池は、産業用のタイプの場合で、充放電回数が6000回で90%以上の電池容量を維持しています。毎日充電したとしても1年間で365回、10年で3650回です。EVを10年間使うとしても、電池容量は90%以上を維持する計算になります。EVのユーザーが、低下する容量分だけのコストを負担するのであれば、電池のコストは現在の数分の1にできる、というのが本多氏の主張です。

東芝の技術者って、夢を追うより現実的なんですかね。 HD DVDを開発してたときも、「0.1mmカバー層は実用化できない」と見切ってたし。 結局、予測が外れて大失敗したのですが。

ただリチウムイオンに関しては、量産すればコストダウンできるなんて夢物語だと思います。 EVを実用化したいという気持ちは分かりますが、あまり期待を煽りすぎると過去の失敗を繰り返すことになります。

EVが現在の内燃機関搭載車と同等の価格と航続距離を得るには、リチウムイオンの次の世代の2次電池が実用化されるまで待つ必要があるのでしょう。