ゴーン社長 「EVに社運を賭けているわけではない」

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〈会見概要〉日産自動車 カルロス・ゴーン社長|GAZOO.com

―EVの市場規模をどう見るか
 
「われわれは量販を目指している。全需の5%を占めるのが量販と考える。HVは2%以下であり量販とはいえない。5%よりもっと意味があるのは10%。09年度ならば550万台から600万台に相当する。こうした成長率を見越している。各社で戦略が違うのは当然。原油価格や商品の内容、そして価格が重要。原油価格は1バレル60ドル強だが高くなるだろう。それによってEVの経済性は高まる。他社がEV進出を決断していないのはうれしい。それによってシェアが高まるからだ」(中略)
 
―EVが売れなかった場合のリスクは
 
「社運をかけているわけではない。HVやクリーンディーゼルなど他の技術をやめているわけではない。ただルノー・日産が技術の将来のリーダーになるかはゼロエミッションにかかっている。一貫して上位3社であり続けるかも。新しい技術を投入して100%保証されるならば全社が投資する。そうでないのは100%保証されないからだ。リスクを追うならばゼロエミッションで追いたい」

今年は、プリウス24万台とインサイト10万台に、その他の車種を入れると40万台くらいになりそうです。 登録車と届出車合わせて500万台としても、ハイブリッドのシェアは8%くらいになりますね。
2020年にEVのシェアが10%になる頃には、70%が(プラグイン)ハイブリッドになっているかもしれませんね。