アドヴィックス、新型フーガ向けにITS機能付きESC納入

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アドヴィックス、新型フーガ向けにITS機能付きESC納入|GAZOO.com

アドヴィックス(川田武司社長、愛知県刈谷市)は、日産自動車が今秋発売予定の新型「フーガ」用にITS機能付きESC(横滑り防止装置)を納入する。カーブ走行時の運転をサポートする先進システムに採用されたもので、応答性など性能の高さで採用された。
 
日産は新型フーガにカーナビの地図情報を元にカーブ進入時のアクセル操作とブレーキ操作を支援する「カーナビゲーション協調機能付きインテリジェントペダル」、カーブ走行時に車両挙動に応じてアクセルとブレーキを制御する「アクティブスタビリティーアシスト」を搭載する。これら先進制御技術を構成するESCやセンサーにアドヴィックス製を採用した。アドヴィックスはトヨタ系のブレーキシステムサプライヤーで、車両の安全走行につながるESCの事業を強化している。

地図上の経路情報(曲率、道幅)や自車の位置精度をかなり高めないと、ちゃんと効果が出ない(つまり安全側に振った過度な介入になる)んじゃないかと思うんですがねぇ。 上り坂と下り坂で、ATのシフトスケジュールを変えるのは効果的なんですが。

理想的に働けば、まるでコ・ドライバー(ナビゲーター)が隣に座っているラリーカーのように、安心して走れるのかもしれません。
どうせカーナビ使うなら、「次、左ヘアピンR80、進入速度60km/h以下」とか、音声で指示してくれた方がありがたいけどね。

続報です。

日産、カーブ時の運転支援機能を全車に搭載拡大|GAZOO.com

日産自動車は、カーブ走行時の運転操作を支援する「アクティブ・スタビリティ・アシスト」の搭載を全車に広げていく。同機能は、ブレーキやステアリング、エンジンを統合制御する安全装置「VDC(ビークル・ダイナミクス・コントロール)」を応用したもの。多大な追加コストがかからないことから、搭載車種を順次増やし、走行性能の高さを訴えていく。
 
「アクティブ・スタビリティ・アシスト」は、山岳路や高速道路のカーブなどで、自然で滑らかな走りができるよう各輪のブレーキやエンジンを制御するもの。VDCはスリップの恐れがあるなどの危険な領域で作動するが、同機能は通常の走行環境で使う。山岳路やカーブなどで車体の傾きが減り、挙動もスムーズになる。また、速度などの条件を検知し、ドライバーのブレーキ踏力以上のブレーキ液圧をかけて、ブレーキの利きがあたかも向上したように感じさせる機能もある。
 
まず、今年度中に発売する高級車「フーガ」に搭載するが、VDCがついていれば制御の変更だけで対応できるため、一部改良などの機会をとらえて搭載車種を増やす。

カーナビ連動機能とは別に、「アクティブ・スタビリティ・アシスト」だけを全適にするみたい「です。