なぜタッチペンPCは普及しないか

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【元麻布春男の週刊PCホットライン】 ペンとタッチに特化したプラットフォームを望む

冒頭でも記したように、汎用のOS上で手書きをサポートしようという試みは、もう10年以上の歴史を持つ。それだけやってもダメだということは、汎用OS(キーボード/マウスOS)上で手書き入力をサポートすることには、どこか無理があるのではないか、というのが筆者の考えだ。ペン入力やタッチ入力に可能性はあると思うが、それを開花させるには専用のプラットフォームが必要なのだと思う。
 
汎用OS上でマルチタッチをサポートして好評を博した例としては、AppleのMacが挙げられる。が、これはあくまでもポインティングデバイスであるトラックパッドの拡張であり、キーボードを置き換えようとはしていない。この点でWindowsのペンサポートとは異なる。マルチタッチであろうと、トラックパッドだけで使えるようには、Mac OS Xも、その上で動くアプリケーションもできてはいない。そこをわきまえているからこそMacBook ProやMacBook Airのマルチタッチは使いやすいのだと思う。

MCIX23を使った経験からいえば、リビングで使うWeb端末としては、タッチペンは必須だと思います。 ソファに座ってテレビ見ながら使う場合は、タッチペンが本当に便利です。

文字入力にはハードウェアキーボードが一番です。 手書き入力は使ったことがないです。
タッチペンが苦手なのは、右クリックですね。 Windowsではよく使われるので、やっぱり不便かな。 GoogleのChrome OSに期待したいです。