「金がねえで結婚は…」発言は騒ぎたてるほどの失言なのか

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J-CASTニュース : 麻生首相の「金がねえで結婚は…」 騒ぎたてるほどの失言なのか

これに対し、麻生首相は、前出の「金がねえで」発言をしたうえで、こう述べたのだ。
 
「ある程度生活をしていく、いけるというものがないと、やっぱり自信がない」
「稼ぎが全然なくて、尊敬の対象になるかというと、よほど何かないとなかなか難しいんじゃないかという感じがするんで。稼げるようになったうえで結婚した方がいい」
 
つまり、金がない人の結婚を否定しているのではなく、それは金がある程度稼げるようになってからの方がいいと言っているわけだ。そして、「(金が)ないからしないってもんでもない。こらあ、人それぞれだと思うから」と述べ、金がない人が結婚するのもその人の自由だとしている。

いや、麻生首相の発言は、実はほとんどの場合「正論」なんだよ。 そんなに間違ったことは言ってない。

こう言うと曲解される可能性がある、ということを本人が全く自覚していないことが問題なんだよ。 一国の総理がそれじゃマズイでしょ?

他人の感情生活に無頓着すぎるというか、関心が薄いんだろうね。 

M.ストープスの名言: 言霊.in

他人の感情生活に想像力を働かせて、それを察知する技術、つまり、共感というものは、自我の限界を打破する、という意味で称讃すべきものであるばかりではなく、自己保存の上に欠くべからざる手段なのである。

政治家には特に欠くべからざる技術です。