iTunesからのドラッグ&ドロップに対応した、7.2mm最薄ウォークマン

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ソニー、2.8型有機ELで7.2mmの最薄ウォークマン「A840」 -AV Watch

Xシリーズと同様に、Windowsのエクスプローラーなどを使った、楽曲のドラッグ&ドロップ転送に対応。映像や写真の転送もサポートする。転送速度も従来機種比で約3倍に高速化したという。
 
さらに、iTunesの楽曲管理画面からのドラッグ&ドロップにも新たに対応。iTunesのミュージックライブラリ画面に表示されている楽曲を選択し、ウォークマンの「MUSIC」フォルダにドラッグ&ドロップするだけで転送できる。ただし、iTunes Storeで購入した楽曲など、DRM付楽曲の転送はできない。またiTunesプレイリストの転送にも対応しておらず、アルバムジャケット転送など全ての機能をサポートしているわけではない。
 
新モデル最大の特徴は、同期歌詞表示機能を備えたこと。従来の音楽管理・転送ソフト「SonicStage V」の後継となる、PC用の新管理ソフト「x-アプリ」とウォークマンを連携させて実現する機能で、「x-アプリ」を介してシンクパワー(JASRACから歌詞データを購入している会社)が展開している歌詞データ販売サービス「歌詞ピタ」を利用。歌詞データを購入/ダウンロードし、「x-アプリ」上で楽曲データと結合。その楽曲をウォークマンに転送し、ウォークマンのディスプレイで再生と連動した歌詞表示を行なうという仕組み。歌詞表示は再生にあわせて自動スクロールする。

これまでソニーはウォークマンの新製品を出すたびに、新型iPodの前に競争力を失うという煮え湯を飲まされていた訳ですが、ようやく学習したようです。

新型iPodが出るタイミングはあらかじめ読めるのだし、進化の内容も最近はびっくりするようなものもありません。
デジタル音楽プレーヤーも成熟商品になってきたので、細かく作りこむのを得意とする日本企業にも巻き返しのチャンスはあるのかもしれませんね。

一方で、こんな指摘もあります。

【本田雅一のAVTrends】新iPod nano、iTunes 9を気に入った理由 -AV Watch

しかし、個人的にiPodからウォークマンへと乗りかえない最大の理由は、ソニーのウォークマン戦略に落ち着きがないことだ。ソニー自身はそう思っていないかもしれないが、付属アプリケーションや関連サービスの度重なる変更、最新SonicStageでの旧モデル機非対応などもあって、新たにライブラリを作り直そうと思うだけの信頼感をソニーに対して持てないというのが偽らざる気持ちだ。 (中略)
 
同じぐらいに心地良い利用環境、ライブラリ構築のためのツールやジャケット写真提供などのサービスなどを提供してくれれば、ソニーを使ってみたいとも思う。おそらく同じように考えている人はいるのではないだろうか。

iTunesのライブラリも、個人的にはそんなに信用できるとは思ってないです。 消去法で選んでいる感じですね。

新しい楽曲管理ソフトの「x-アプリ」(ネーミングからすると期待できない感じ)はどうなんでしょうか。 「もっさり」してなきゃいいんですが。