クライスラー復活の可能性が見えた?

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:
  • ハッシュタグ:

名門復活に愛のムチ:日経ビジネスオンライン

マルキオーネ氏はトップ経営陣の意見に頼るのではなく、100人以上の中堅社員や平社員に上司をどう思うかと尋ねた。それから彼は部下に最も尊敬されている者を選び出した、と経緯に詳しい者は言う。「彼らの口から自然にリーダーシップに関する表現が出てこないと、彼はその幹部がリーダーと見なされていない証拠だと考えた」と同氏にインタビューを受けたある社員は話す。販売マーケティング部門と製品開発部門のトップを含む上級幹部の何人かがその後退社した。
 
マルキオーネ氏はクライスラー内部に人材を見いだした。例えば、中部及び大西洋岸諸州の販売部門担当だったピーター・フォング氏をクライスラーブランドの社長兼CEOに抜擢した。事情に詳しい社外役員によると、マルキオーネ氏はフォング氏が販売の優れた専門家であり、非常に尊敬を集めているという評判を聞いたという。

ジム・プレス氏は、マルキオンネCEOのお眼鏡にかなわなかったということなんでしょう。

でも、この記事で書かれていることが実際に継続されていくなら、クライスラーが復活する可能性もゼロではないですね。
もっとも、日産が再建したのにルノーの業績はイマイチなように、クライスラーに力を注ぎすぎるとフィアットの調子が落ちてしまう可能性もありますが。