ホンダ、中・大型バイクにも海外部品活用

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ホンダ、中・大型二輪車 海外部品活用で最大3割の原価低減へ|GAZOO.com

 調達部品として、エンジンや車体周り用の鋳造・鍛造部品などを想定し、全面改良などの機会をとらえて採用を増やす。同社は世界に分散していた二輪の調達部門を連携させ、世界各地の安価な部品を融通する「グローバル調達」への切り替えを進めている。合わせて車体も世界統一仕様に切り替え、第1号は2010年に発売される見通し。
 
こうした取り組みはコミューターで先行したが、今後は趣味性の高い中・大型二輪車にもグローバル調達部品を増やしていく考えだ。コミューター用部品で取引実績のあるサプライヤーへ技術などを供与し、中・大型車の部品を生産できるよう育成することも視野に入れる。

もう日本にバイクの機械部品を製造するメーカーは、残らないんだろうな。 電装とかは残るだろうし、カウルやフレームは内製する分もあるんだろうけど。

ホンダ、タイとインドで高級大型2輪の需要開拓:日刊工業新聞

ホンダは新興地域で高級大型2輪車の需要を掘り起こす。タイに高級大型2輪のショールームを新設し、2010年度にもオープンする。インドでは現地販売会社のホンダモーターサイクルアンドスクーターインディアプライベート(HMSI、グルガオン)が販売店を絞り込み、大型2輪の投入を始めた。新興地域は小排気量の低価格車が主力だが、経済発展によるニーズの多様化を見据えて高級分野でもブランド浸透を図る。
 
ホンダはタイの首都バンコクに高級2輪のショールームを建設して08年に開設する計画だったが、業績悪化による設備投資抑制で延期していた。タイの2輪販売は09年4―9月期に前年同期比15%減だったが「足元は回復基調にある」(ホンダ幹部)ことから投資の再開を決めた。高級2輪は事業化よりもブランド浸透を優先する考え。

所得の伸びにしたがって、アジアでも生活の足ではなく娯楽としてスポーツバイクに乗る層が増えてくるでしょう。
いずれは中・大型バイクもアジアで現地生産する日がくるかもしれませんから、部品メーカーを育成する必要は高いのでしょうね。