インサイトとプリウス 賞レースも「棲み分け」

2大カー・オブ・ザ・イヤー インサイトとプリウスと今年も「棲み分け」(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

老舗の日本カー・オブ・ザ・イヤーは1980年にスタート。自動車雑誌や自動車関係の記事を扱うメディアなどで実行委員会を結成し、自動車評論家やレーシングドライバーらプロの委員が選考に当たる。しかし、大手自動車メーカーの過剰接待や、受賞車がスポーツカーなど「走り」に偏る傾向があるとして、一部の自動車評論家や学識経験者が反発。1991年に「より透明性が高く、公明正大なイヤーカー選びを実現する」として、RJCを結成した経緯がある。
 
以来、日本には2大カー・オブ・ザ・イヤーが共存する形となっているが、日本カー・オブ・ザ・イヤーは高級車やスポーツカーの受賞が多く、軽自動車の受賞はこれまで一度もない。これに対して、RJCカー・オブ・ザ・イヤーは技術や独創性を重視し、庶民の足である軽自動車や大衆車の受賞が多いなど、両賞は実質的に棲み分けを図ってきた。このためか、両カー・オブ・ザ・イヤーの大賞を同じクルマが受賞したケースは、91年度以降の19回のうち、01年度の「ホンダフィット」など4回しかない。

他にも日本自動車殿堂カーオブザイヤーはインサイト、あなたが選ぶカー・オブ・ザ・イヤー大賞はプリウスと、見事に棲み分けています。
予定調和って美しいですね。