プラグイン・プリウス 車両価格の差額は元が取れるか?

【プリウス プラグインHV 発表】プリウス より安く | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)

11年に発売予定の個人向けモデルについては、どのくらいの価格設定がなされるのだろうか。PHVの開発を主導してきた田中義和氏が東京モーターショー会場で「補助金込みでプリウスの最高グレードより安くしたい」、今回のPHV発表の場においてもでも「安くしたいし、安くなければ喜んで買っていただけるモデルにならないと思う」と表明するなど、低価格化には意欲的だ。
 
が、コストダウンの道のりは決して平坦ではない。とりわけ最大のネックであるリチウムイオン電池のコスト低減は思いのほか難しいというのが、現在の自動車業界の共通認識となっているが、それはトヨタも同様だ。また、プリウスPHVの120kgに及ぶバッテリーパックはハンドメイドで実装されている状況。オートメーション化したいところだが、それにも相応の設備投資がいる。EVほどではないにしても、価格が先か、需要が先かという問題があるのだ。
 
「EV走行による燃料代削減で車両価格の差額を埋めることはできない。モーター走行による気持ちよさ、環境性能の高さなどをどれだけ付加価値と見てもらえるかがカギになるかもしれない」(トヨタ関係者)

プラグイン化による車両価格のアップを、燃料代で元を取るのは大変でしょうね。 そのあたりが、ホンダの動きが鈍い理由かもしれません。