「団塊ジュニア」 を救え!?

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「かつて思い描いた姿」とのギャップに悩む「団塊ジュニア」 : J-CAST会社ウォッチ

アンケートによると、35歳正社員の69%が「収入はもう伸びない」、42%が「自分の会社が倒産するかもしれない」と感じ、30%が「解雇されるかもしれない」と不安を感じているという。(中略)
 
彼らは、団塊世代の父親のように、子どもにやりたいことをさせられそうもなく、妻には専業主婦の母のように楽な生活をさせられず、外に働きに出てもらわなければならない情けなさを語っている。結婚して子どもがいて「普通の生活」を送っているという「若い頃に思い描いていた35歳」と、今の生活が大きくかけ離れているということだろう。

自分はいわゆる「新人類」の末期に当たります。 このあと「バブル」世代が来て、「団塊ジュニア」 世代へと続くようです。
また「団塊ジュニア」世代は、初期の「就職氷河期」世代でもあります。

「親よりも良い生活が出来る」世代の最後が、「バブル」世代あたりかもしれません。 そう考えると「団塊ジュニア」世代の苦悩もわかる気がします。

これに対して、「就職氷河期」中期以降の世代はどう見ているかというと、

一方で、「35歳世代」よりも下の「U(アンダー)35歳世代」は、今の状況を別の目で見ているようだ。32歳のAさんは、自分が大学を卒業した2000年前後は「35歳世代」の先輩たちよりも就活環境が厳しかったはず、という。(中略)
 
「確かに生まれる時代が違えば、楽はできたと思う。でも現実は違うし、こんな時代でも稼いでいる人はいる。先輩たちは『前の世代と比較して悪くなった』『こんなはずじゃなかった』と落ち込んでいるが、私たちは以前から『相当悪いな』と割り切っているところが違う。目標とする収入を達成して、35歳ころ結婚したい」
 
と笑う。(中略)
 
さらに年下の27歳のCさんは、小さなIT企業で働きながら、ひょうひょうとした口調で、こう語る。
 
「物心付いたころから不景気と言われていたから、何か変わった?という感じ。取引先のお偉いさんは、いまだにタクシーで会社に乗り付けているし、まだまだ余裕があるんじゃないの、と思う。日本は世界的に見れば、まだ豊かな国のはず」

頼もしいね。 自分の甥や姪もあと数年もすれば社会に出る歳になりますが、可哀想だな、大変だなと思います。
でも、生まれる時代を選ぶことは出来ませんからね。 前向きに頑張ってほしいものです。

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