「高速暴走」プリウスに問題点見当たらず ドライバー証言に疑問

<トヨタ>プリウスに問題点見当たらず 米メディア報じる(毎日新聞) - Yahoo!ニュース

トヨタ自動車のプリウスが今月8日に米国で急加速したとされる問題で、複数の米メディアは14日、「米運輸省やトヨタの調査ではプリウスに問題点は見当たらなかった」と報じた。トヨタは15日に調査結果を発表する。
 
このプリウスに乗っていた男性(61)が8日、カリフォルニア州の高速道路で「アクセルペダルを踏み込んだ状態で戻らなくなり、急加速した」などと警察に通報。だが、米運輸省とトヨタの調査では、プリウスに異常は見つからず、アクセルとブレーキを同時に踏むとブレーキを優先するシステムを採用していたことも分かった。
 
米メディアは「男性のプリウスにはブレーキを力いっぱい踏んだ形跡が残っていない」と報じ、「男性の証言の信ぴょう性が問われる」との米政府関係者の声も伝えている。

とりあえずは良かったですね。 こういうことを一つ一つ解明していくことが、消費者への安全性をアピールすることにつながると思います。

トヨタからリリースが出たようです。

トヨタ、サンディエゴでの プリウス 急加速事故に反証 続(レスポンス) - Yahoo!ニュース

リリースでは、「当該車両からデータをダウンロードしてチェックしたが、問題は見つけられなかった。電子制御部分にも問題は発見出来ず、ブレーキ部品を交換した後のテストでも異常は発生しなかった」という。(中略)
 
更に複数の報道機関が伝えるところによると、車を運転していた男は「停車に至る間に再三に渡る警官の指示に従わなかった」、「事故後の説明に不審な点が多い」、また「自己破産状態であったこと」を指摘された後、「事故直後はトヨタへの訴訟を計画していたものを撤回するとした」ことなどを報道。その証言の真実性に大きな疑問が持たれている。

これでかなり騒ぎが沈静化するんじゃないでしょうか。 もちろんすべての「急加速」証言がウソということではないでしょうし、トヨタとして100%安全を証明出来ていないですが、冷静に議論できる状況にはなるかと。