Apple、iPhoneアプリ開発からサードパーティーツールを排除

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【レポート】Apple、「iPhone OS 4 SDK」規約変更 - Flash CS5/MonoTouch排除へ (1) 開発言語をObjective-C/C/C++またはJavaScriptに指定 | パソコン | マイコミジャーナル

8日(米国時間)より開発者向けに配布が開始されたiPhone OS 4 SDK(ベータ)だが、その利用規約内容が前バージョンから変更され波紋を呼んでいる。「Adobe Flash Professional CS5」(以下、Flash CS5)に搭載される「Packager for iPhone」や、MonoTouchなどのサードパーティ製開発ツール潰しが目的ではないかとの観測が出ているからだ。(中略)
 
もともと3.3.1ではサードパーティ製アプリでのプライベートAPIコールを禁止し、ドキュメントに記された指定APIを利用するよう規定されていたが、これがiPhone OS 4 SDKベータではさらに開発言語までもが指定されるようになっている。新規約によれば、iPhoneアプリはiPhone OSやWebKitで実行可能なObjective-C/C/C++あるいはJavaScriptで必ず記述されなければならないという。また、これら言語で記述されたコードのみがコンパイルによって規定のAPI群へのアクセスを許可されるという。中間言語の使用や中間レイヤーを用いるツールの利用も禁止されるということだ。
 
もうおわかりだと思うが、新規約によりApple純正ツール以外でのiPhoneアプリ開発はほぼ不可能になる。Apple純正ツール以外の iPhoneアプリ開発環境の著名なものとして、これまでにFlash CS5のPackager for iPhoneとMonoTouchなどを紹介してきたが、これらもすべて利用不可能になる可能性が高い(「Titanium」や「PhoneGap」は不透明とされている)。

いいんじゃない? もともとクローズドな体質の企業だから。 そういうのがイヤなら、今はAndroidという受け皿があるんだし。
そのうちMacみたいに、純正アプリ以外は必要ないと言い出すかもしれませんね。