シグマ「DP2s」はAFスピードが2倍に 書き込み時間も改善

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

シグマDP2s - デジカメWatch

DP2sの進化のひとつが、AFスピードだ。シャッターボタンの半押しを開始すると、AFの迷いが以前より少なく速やかに合焦する。その速さは一般的なコンパクトデジカメを大きく凌ぐまではないが、フォーカシングによるレンズ移動量が他よりも大きいことを考えればなかなかの速さといえる。これはDP2sの内蔵する映像エンジン「TRUE II」のアルゴリズムをより最適化した結果とのこと。AFに関していえば、ストレスを感じるようなことはほとんどないだろう。
 
一方、ストレスといえば、画像処理速度である。DP2に限らずこれらまでのDPシリーズは近年のデジタルカメラとして極端に遅いものであったが、これについてもわずかながら向上している。
 
結果は、AFスピードではDP2sが0.71秒、DP2が1.47秒。書き込み時間は、DP2sが6.67秒、DP2が7.32秒となった。AFについてはDP2の半分以下のタイムで、前述のとおり大きく改善されている。読み込み時間は、正直にいえばもっともっと頑張って欲しいところであるものの、前モデルとくらべると向上していることが分かる。

GXR用に、このDP2sのカメラユニットを作ってくれたら嬉しいんだけどな。