いすゞ、NOX触媒なしで規制クリアするディーゼルを開発

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いすゞ、NOX浄化装置なしで規制クリアするディーゼルエンジン開発:日刊工業新聞

いすゞ自動車は窒素酸化物(NOX)浄化装置を使わずに世界で最も厳しい排出ガス規制をクリアするディーゼルエンジンを開発した。
 
従来、NOX浄化にはプラチナなどの貴金属を使用した専用触媒が必要だった。いすゞは燃焼技術などの改良により規制値をクリアするめどをつけた。まず9月までに発売する中型トラックの一部に搭載し、国内で発売する見通し。同技術が確立されると先進国におけるディーゼル普及の足かせとなる後処理装置を追加せずにすむ。ハイブリッド車の実用化など電動化が主流になりつつある自動車各社の環境対応戦略にも影響を与えそうだ。
 
いすゞ自動車はコモンレール(電子燃料噴射装置)の高圧化やシリンダーの耐力向上など、既存の排気量5200cc・4気筒ディーゼルをベースに開発した。小型ディーゼルにも流用する。

NOxは高温・高圧燃焼で発生するのですが、どういうブレークスルーがあったのでしょうかね? 圧縮比はどれくらいまで下げたのかな?