米軍、ピークオイル到来は「2年以内」と予測

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水説:グリーン化進める米軍=潮田道夫 - 毎日jp(毎日新聞)

米統合軍が3月に出した2010年環境報告は驚くべき率直さで「ピークオイル」の到来を語っている。
 
それによれば、2年以内に石油の需要が供給能力を上回り(つまり、それが「ピークオイル」である)2015年には最大で日量1000万バレルの深刻な石油不足がおきるおそれがある。世界各国とも成長が鈍化せざるをえないが、とりわけ中国とインドへの影響が深刻だろう。
 
マティス司令官は「これは米国政府の公式見解ではないし、性格上どうしても推測がまじっている」と断っているが、しかし、米軍はこのピークオイル・シナリオに基づいて、再編されていくことになるとしている。
 
「へー」と言うほかない。米エネルギー省はピークオイルは20年ぐらい先だと示唆していたと思うし、国際エネルギー機関も似たような見通しだったと思う。それに比べて、米軍の切迫感がはるかに強いことに驚く。

石油がなければ戦争できないですからね。 そりゃ切迫しますよ。 ペルシャ湾沖での自衛隊の給油活動が喜ばれていたのも当然です。