三菱自 新中期計画で150万台の販売を目指す

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優先株処理の方向性は12月までに提示=三菱自社長 | Reuters

優先株の処理について、益子社長は「優先株が残っているというのは会社にとって特殊な状態」とした上で「優先配当権が一般株主の復配の際に重荷になっている」と述べて、早期の処理方針を強調。具体的には、自社株買いや普通株転換後の市場売却、新たな引き受け先への転売などの選択肢のうち、「可能であればバイバック(自社株買い)が一番いい。しかし、それぞれの方法を取るか、組み合わせるしか(選択肢)はない」と述べた。
 
優先株は、三菱商事や三菱重工業、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの三菱グループ各社が保有。すべて普通株に転換されると現在の55億株からさらに35億株以上増えることになる。ただ、優先株を処理するには世界経済や資本市場の安定が必要だと説明し「現在のような状態が続いたら、年末に方向性を出すのは難しいかもしれない」と語った。
 
新中期経営計画では、2013年度までに150万台の販売を目指す。環境対応車と新興国市場の開拓を柱に位置づける。新興国市場では「グローバル・スモール・カー」と呼ばれる世界戦略車となる小型車を11年に発売する。
 
生産拠点として、益子社長は「タイに新工場を作る案が有力」と述べた。年産20万台の新工場を立ち上げ、既存のタイの工場と合わせて年産25万台規模で東南アジア諸国の市場をターゲットにする。価格は100万円以内に抑える。これとは別に、中国、インド、ブラジルのいずれかでも生産に乗り出す方向性を示した。

結局はトヨタ、日産、ホンダの後追いで、何も目新しいものはないですね。
今さらタイじゃなくて、ベトナムどころかラオス、ミャンマー、バングラデシュあたりに新工場を建てたらどうかと思うけど。