asahi.com(朝日新聞社):「国民新党と話し合いが何らかの形で」10日の菅首相 - 政治

――国会会期について参院民主党は延長すべきでないとしているのに対し、郵政改革法案の今国会での成立を求めている国民新党は連立離脱も辞さない構え。総理はどう対応するのか、また今日中に結論を出すのか。
 
「まあ今あの、官房長官とそれから幹事長と、たぶんあの、国対委員長も交えて、あの、参議院の議員会長ともいろいろ相談をされていると聞いています。まああの、何とか、あの、そういう形で、あの国民新党の間で、話し合いが何とかの形で、何らかの形でつくんじゃないかなと期待しています」

こんな短時間のぶら下りで、「あの」を18回も言ってるね。

でも「何とかの形」にはならなかったようです。

亀井郵政相:法案先送りで辞任へ 国民新、連立は維持 - 毎日jp(毎日新聞)

10日夕の民主、国民新党の幹事長、国対委員長会談で、民主党の枝野幸男幹事長は「郵政改革法案は会期延長しても成立は困難だ。参院選後に成立させるほうが実現性が高い」と述べ、参院選後の臨時国会に持ち越す考えを示した。同日夜に再開した幹事長、国対委員長会談では、枝野氏が郵政改革法案を臨時国会で成立させるとする覚書をかわすことを提案した。
 
覚書を持ち帰った国民新党は両院議員総会で協議したが紛糾。民主党は時間がかかるとみてとるや、国民新党との合意を待たず、与野党国対委員長会談を開いた。樽床氏は「与党間の調整はついていない」と前置きし、6月16日閉会案と1日延長の17日閉会案を提示した。国民新党を置き去りにする見切り発車だった。民主党幹部は「もう変更はない。後は国民新党の判断だ。離脱するならすればいい」と突き放した。

でも参院選で民主党が単独過半数を取れないのは確実ですから、どこかと連立を組むのは不可避でしょう。 民主党にしても国民新党にしても、完全に縁切りできないのがジレンマですね。