駆動トルクを除く5分力の検知が可能なハブユニット

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ジェイテクト、薄型荷重センサ搭載のハブユニットを開発---自動車の安全性や操作性が向上 - クルマ - Tech-On!

自動車の挙動は、路面とタイヤの間に発生する力(タイヤ力)で決まる。従来は、サスペンションに取り付けたセンサによりタイヤ力を間接的に検知していた。開発品は、タイヤと一体になっているハブユニットに薄型センサを直接取り付けるので、応答性や検知精度が高い。さらに、センサの厚さは0.5mmと非常に小さいので、一般的なハブユニットとほぼ同じ大きさを維持できるという。このセンサによって、タイヤのいわゆる「6分力」のうち、駆動トルクを除く5分力の検知が可能。この計測データを基に、ステアリング制御や駆動力制御、ブレーキ制御などを組み合わせた車両全体の制御を行い、前後輪のグリップ力を最適化することで、車両の横すべりを軽減できる。

これだけセンシング技術が発達して、マイクロコントローラの能力も上がったのですから、かつてのF1を超えるようなアクティブサスペンションが市販車に搭載されてもいいと思うんですがね。