「プリウス」首位陥落は、年間販売記録更新でムリしたため?

「プリウス」ついに首位陥落 原因は「売りすぎた」こと : J-CASTニュース

「もともと1月のトップは諦めていた」とトヨタ系列の販売店関係者が胸中を明かすように、販売現場ではフィットの首位奪還は当然の結果として捉えられている。
 
その理由は「プリウスは年末に多少、無理な売り方をした」(トヨタ系列販売店)ことにある。
 
2010年1~12月で31万5669台を販売し、1990年にトヨタ「カローラ」が樹立した30万8台の年間販売記録を20年ぶりに更新したプリウス。トヨタは年間販売記録の更新とともに、一年を通じて月間販売ランキングの首位を維持するというプリウスの「完勝」を狙っていた。

年間販売記録の更新だけなら、12月に無理する必要はなかったでしょう。

ただ年間通じて1位となると、ちょっとキツかったのかもしれません。

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Business Media 誠:12月の新車販売台数 プリウスが2009年5月以来の2万台割れ

日本自動車販売協会連合会は1月11日、12月19 件の新車乗用車販売台数19 件ランキング(輸入車および軽自動車を除く)を発表した。トップは20カ月連続でトヨタ自動車の「プリウス」だったが、販売台数は前年同月比19.9%減の1万8106台。軽自動車を含めたランキングでも、軽自動車1位のスズキ「ワゴンR」(1万4928台)を上回っているが、エコカー減税終了の影響が続いており、発売月の2009年5月以来となる2万台割れの水準にとどまった。

プリウスとフィットの差は、わずか3559台。 ホンダがフィットの販売を押し込んできたら、逆転されても不思議じゃない差です。
結果的にはホンダがコンスタントに売ってきたので、12月に無理する必要はなかったのかもしれませんね。