ルネサス、那珂工場の出荷量は6月には10%に

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ルネサス那珂工場の担当製品出荷量は6月に10%、10月に100% - クルマ - Tech-On!

それによると、自動車用および汎用マイコン、汎用ICなどを生産する那珂工場の生産再開品の供給開始は8月末からで、それまでは外部のファウンドリーおよび自社の他工場を使った代替生産のみで供給する。この結果、6月は被災前の供給能力の10%程度にとどまる。7月は約35%、8月は那珂工場の生産再開分と合わせて50%を超える。10月には、那珂工場の生産再開品と代替生産品がそれぞれ50%ずつになって、被災前の供給能力に戻る見通し。
 
その後那珂工場の供給能力を50%のレベルから上げるかについては、2012年3月期の業績予想を発表する7月に明らかにする予定。
 
同社は5月末までの納期の製品については、完成品および仕掛品の在庫などを活用して7割程度を供給できるとしていた。しかし、6月には供給能力が10%に落ちてしまう。ルネサスエレクトロニクス社長の赤尾泰氏によれば、「客先から見ると、客先が持つ在庫、流通にある在庫、ルネサスにある在庫などいくつか形態の違う在庫がある。どう使うかは客先次第となり、生産では急激な段差が出ないようにする可能性がある。ただし、供給量が一時的に減るのは事実」とした。なお、「那珂工場のウエハ生産能力は全社の15%。それが10%のレベルになるということは、全社で見れば13.5%分の減少となる」(同氏)とした。

震災前の仕掛品が切れて、6月から前工程に投入したのが出荷される8月までは、夏枯れしてしまうわけですね。
どうせ真夏は電力制限もあるし、部品は海外に回して国内工場は一ヶ月くらい休んじゃえばいいんじゃないですか? > 自動車メーカー