ゴーンCEO 「トヨタの二の舞いにはならない」

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「ゴーン日産、トヨタを“反面教師”」:イザ!

「数々のクライシス(危機)を体験し、最も危機に強い体質になっている」
 
自らが手がける最後の中期計画となる可能性が高い「日産パワー88」の発表に臨んだゴーン社長は、自信にみなぎっていた。
 
計画は、最終年度の2016(平成28)年度に世界シェア8%を目指し、販売台数を現在よりも300万台多い720万台に引き上げる。ルノーは16年までに300万台を目標にしており、合算で大台を超える。
 
「トヨタの二の舞いにはならない」。ゴーン社長には、確信があるようだ。
 
目標達成には、6年間に毎年50万台を積み上げる必要がある。かつてGMを抜いて世界一に立ち、1千万台を狙ったトヨタに匹敵するハイペースだ。
 
トヨタは、拡大路線のツケで品質管理が行き届かなくなったことも一因となり、米国などで大規模リコールを起こし、バッシングでシェアが低下。08年のリーマン・ショック後の世界同時不況でも、業績が大きく落ち込み、多額赤字に転落した。

ゴーン日産が、1千万台の「呪い」に勝てるのか、興味深いです。