東海地方で運休相次ぐ 高速通行止めも 台風15号

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asahi.com(朝日新聞社):東海地方で運休相次ぐ 高速通行止めも 台風15号 - 社会

台風15号の影響で、東海地方の交通網は21日も混乱が続いている。
 
JR東海によると、午後1時半現在、東海道新幹線は東京―新大阪の全線で運転を見合わせている。掛川―豊橋間で風速計が断続的に規制値に達しているほか、静岡―掛川間で停電が起きているという。

ウチのメンバーも三重県に出張中なんですが、新幹線が止まったので名古屋に一泊するそうです。

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新大阪始発、東京行きの226号が名古屋駅を出発したのは予定通りの午前11時40分。しかし、風雨が強まり、しだいにスピードが落ちていく。浜名湖を渡るころには猛烈な雨で、窓の外が白く見えるほど。正午過ぎ、列車は停止し、一度は徐行で運転を始めたが、浜松駅の西側、舞阪駅付近で完全に足を止めた。
 
時々、「風速30メートルを超える強風のため運転を停止している」とアナウンスは入るものの、詳しい説明はない。風で、ほぼ満員の新幹線の車体が、ぐらりぐらりと揺れ、怖さが増す。むずがる子どもの泣き声も響く。外を見るとビニールハウスのシートが破れ、風に舞っていた。
 
朝から何も食べていなかったが、車内の飲食物はあっという間に完売していた。デッキにあるドリンクの自動販売機も売り切ればかり。焼き肉屋や日本料理屋が外に見えるだけに、もどかしい。
 
「倒木で浜松―静岡間の数カ所で停電。強風のため作業がはかどらない」「富士川が増水。橋を渡ることができず、運転再開の見通しは立たない」。午後3時ごろからは、アナウンスが頻繁に入るようになったが、車内の雰囲気は重苦しくなるばかりだった。雨と風はいったん収まり、再び強くなった。台風の目に入ったと思われる。
 
午後4時半。ようやく浜松駅への臨時停車と、名古屋、新大阪方面への下り列車を用意することが放送された。4時47分、新幹線は動き始め、6分後、浜松駅に滑り込んだ。

出張切り上げが決まったのが12時でしたから、既に新幹線は停まっていたんですね。 途中で停車して缶詰になるよりは、良かったかもしれません。