ホンダ、2輪事業を2020年に年産3,000万台へ

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ホンダ、止まらぬ2輪の快走:日経ビジネスオンライン

2010年のインドネシアの2輪需要は737万台で、ホンダのシェアは警察登録ベースで48%だった。今年以降も年率3~4%の成長が続く見通しで、2020年頃には1000万台の大台に達すると見られる。「1000万台到達時に、市場シェア60%が目標」とアストラ・ホンダの堀祐輔社長は話す。
 
それには年間600万台の生産能力が必要だ。新工場を建設し、稼働させるには2年はかかる。アストラ・ホンダは既に第4工場の建設へと動いており、候補地の選定に入っている模様だ。(中略)
 
新型エンジン開発にインドネシアで進む大増産計画…。「10年後に2輪車の世界販売を3000万台に倍増させる」という目標を掲げるホンダだが、それは次第に現実味を帯びつつある。

ネシアはもうサチるかと思ったのですが、1,000万台ですか。

2輪の部品はタイからインドネシアに生産を移しているので、洪水の影響は受けにくくなっているのかな? でも地震というカントリーリスクはあるのですが。

ホンダ、ベトナムも二輪輸出拠点に ヤマハ発は生産能力1.5倍に - SankeiBiz(サンケイビズ)

ホンダは11日、ベトナムを二輪車の輸出基地として強化する方針を明らかにした。タイなど他の東南アジア通貨が対ドルレートで高止まりする中、ベトナムの通貨ドン安が続いているため、ブラジルなど新興国を中心に供給する。ベトナムではヤマハ発動機も生産能力を1.5倍に拡大させる方針で、同国が日系二輪車メーカーの量産拠点となりそうだ。
 
ホンダは現在、中国、タイ、インドで二輪車を現地生産し、世界各国に輸出している排気量125ccの戦略スクーター「PCX」を新たにベトナムから輸出する。ベトナムは労賃が東南アジアの他の拠点より低く、生産コストも抑えられる。また、ベトナムは輸出奨励のため政府がドン安を容認しているため、「輸出拠点として活用できる」(同社幹部)と判断した。
 
同社は輸出増を見込み、ベトナムでは現在の第1・第2工場合計で年産200万台体制から、7月に着工した第3工場と合わせ来年後半には250万台体制とする。
 
増産に伴い、二輪車の生産・輸出体制の見直しも進める。ベトナムはスクーターの主要輸出基地として強化する一方、タイは東南アジアのスポーツタイプなどの開発拠点と位置づける。日本は新開発の排気量700ccエンジンを使った車種を生産して各国に輸出するなど、中・大型車を強化する。輸出拠点を増やすことで、東日本大震災やタイの大洪水などの災害によるリスクを減らす狙いもある。

インド、インドネシア、ベトナムが2輪の成長セクタですね。