今さら知ったデバイスヒント

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FreeBSDも9系列がようやくRC1になりました。
9-CURRENTに移行して以来、困っていたのが AHCI to CAM でのデバイス名です。

ファイルサーバー機では、オンボード(ICH7)のS-ATAポートにブートディスクを接続しています。
PCIスロットに4ポートのS-ATAカード(SiI3124)を刺して、データディスクはそちらにぶら下げています。

期待としてはオンボードのブートディスクをada0として、以降は順に割り当ててほしいのですが、なぜかahci0よりもsiis0が先に認識される関係で、ブートディスクがada7とかになってしまいます。


そしたらデバイスヒントなんて機構がちゃんと用意されているんですね。

/boot/device.hints に以下の行を追記しました。

hint.scbus.0.at="ahcich0"
hint.ada.0.at="scbus0"
hint.scbus.1.at="ahcich1"
hint.ada.1.at="scbus1"

これで、オンボードS-ATAのポート1(ahcich0)に接続したブートディスクが ada0になりました。
めでたしめでたし。