ホンダ タイ四輪工場は今期一杯は生産不能の見通し

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<ホンダ>タイの四輪車工場 下半期の再開困難な見通し (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

ホンダの池史彦専務は31日の決算発表会見で、タイの洪水で浸水したロジャナ工業団地(アユタヤ県)の四輪車工場について「この下半期はほとんどだめな状態が続くだろう」と述べ、操業再開までに半年近くかかるとの見通しを明らかにした。また、ホンダは「タイ工場の被害の全容がつかみ切れず、現時点で合理的な算定は困難」(池専務)として、12年3月期連結業績予想を未定に変更した。タイの日系企業の工場の生産停止は長期化の様相を呈してきた。
 
タイのホンダの四輪車工場は10月4日から生産を停止。生産能力は年間24万台で、フル稼働する計画だったため、半年停止すれば12万台の減産となる計算だ。池専務は工場の状況について「仮に12月中旬に水が引いたとしても、(復旧までには)数カ月かかる」と被害の大きさを説明した。
 
また、タイの洪水で部品供給が滞っている影響で、国内で四輪車を生産する埼玉製作所(埼玉県狭山市)と鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)でも11月7日から生産調整に踏み切る方針も明らかにした。減産の規模や期間は代替部品の生産状況などを見ながら判断する。ホンダはタイ洪水の余波でマレーシアでも生産を停止しているほか、「その他の地域でも部品供給の制約による影響が及んでいる」として、各生産拠点で状況を精査している。

そりゃそうだろうな、という印象ですね。
第一、今の工場を復旧させたとしても、来年また洪水が起こらないという保証はありませんし。

ホンダがタイの洪水被害現状を発表、鈴鹿/埼玉製作所は生産量を調整へ - クルマ - Tech-On!

「タイ政府から退避命令が出ているため、許可証を取得した上で定期的に現場には行っている。しかし、浸水の状況は(10月8日の退避命令発令後)ほとんど変わらず、生産ラインの状態などを確認できるまでには至っていない。バンコクから、自動車で現場に近づけるだけ近づいた後、船に乗り換え、それから約1時間を費やさなければ工場までたどり着けないほど広い地域で洪水が発生している」(Asian Honda Motor社広報)。
 
Honda Automobile(Thailand)社が生産する四輪車の完成品は、生産量全体の大半がタイ国内向け。海外向けとしてはオーストラリアへの輸出が多い。タイにあるサプライヤーから供給を受けた部品を途中まで組み立てる「ノックダウン部品」については、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、台湾、インド、パキスタン、日本に輸出をしている。この影響で、マレーシアの工場は10月25日から四輪車の生産を止めており、フィリピンの工場も11月3日から生産を休止する予定だ。日本では11月7日から、鈴鹿製作所と埼玉製作所で四輪車の生産調整に踏み切ることが決まっている。それ以外の国については今後、状況を見ながら生産調整や生産休止を実施する。

タイの第二工場が出来たときに「基幹車種はタイで一極集中生産して、マレーシアやインドネシアなどの生産は減らすか現状維持」という話がありました。 タイ以外の合弁パートナーの反対もあって、一極集中はほとんど実現しませんでしたが、不幸中の幸いですね。

タイ洪水、ホンダの従業員も被災…四輪工場の約8割 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

ホンダの池史彦取締役専務執行役員は31日、タイの大洪水の影響で浸水した四輪工場の従業員の約8割が自らも自宅が浸水する被害を受けていることを明らかにした。池専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し語った。
 
池専務は「従業員はタイの四輪工場でいうと8割方、自宅が被災している。だからどうもこうもなくて自分たちの生活を確保するのが精一杯」と説明。また現在、浸水で生産が止まっている四輪工場の全従業員への対応については「一時帰休ではなくて休業補償は全額する」と述べた。

そうだよね。 タイの家は平屋ばかりだし。 今は会社どころじゃないよね。

タイ洪水、ホンダ池専務「代替部品は量確保が不透明」 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

池専務は同日開いた決算会見後、一部報道陣に対し、「(震災時にネックになっていた部品は)割と高度なICだった、専用開発の。今度は汎用性のあるもので、メーカーもいっぱいある。それに日本にもあるし、アジアの色んなところで作っているので、そこはなんとかなるだろうと思っている」との見通しを示した。
 
その一方で「部品が色々と数が多いのと、各社とも(震災後の挽回で)大増産をかけている中でさらにということですから、必要な数が全部揃うかまだわからない。毎日、色んなメーカーにあたってやっているが、まだ全容が見えてないというのが正直なところ」と明かした。

心配なのはローム社の部品ですね。

車電子部品、タイ洪水で供給細る ロームが操業停止  :日本経済新聞

タイの洪水による一部の電子部品の調達難が日本の自動車各社の国内生産に影響を与え始めた。電子部品大手、ロームの操業停止でトランジスタやコンデンサーなどが不足。ロームでは他国での代替生産を急いでいるが、部品不足が続けば一部車種で生産が止まる可能性が出てきた。
 
部品不足が深刻化しているのはローム製の半導体やコンデンサーなどの電子部品で数値は未公表だが、いずれも高いシェアを持つとされる。

ルネサスの二の舞にならなければいいのですが。


ホンダ、タイ洪水で通期予想は「未定」に (レスポンス) - Yahoo!ニュース

ホンダは31日、2012年3月期の第2四半期累計決算を発表した。同時にタイの洪水による生産への影響が不透明なことから、通期業績予想は「現時点では合理的な算定が困難」(池史彦取締役専務執行役員)として「未定」に改めた。
 
6月時点では営業利益が2700億円(前期比53%減)、純利益は2300億円(57%減)としていた。上期は4輪の赤字を好調が続く2輪でカバーし、営業利益は750億円(前年同期比81%減)、純利益は922億円(77%減)と、いずれも前回予想を大幅に上回った。
 
通期見通しは今後、業績計画を策定し次第、「速やかに公表する」(同)方針だ。下期の想定為替レートだけは固まっており、1ドル75円、1ユーロ100円を前提にするという。

実態に合わせたとはいえ、こうやって見ると冗談みたいな為替レートだよね。