ルール化だけでは部下は動かず

  • 投稿日:
  • by
  • カテゴリ:

「何かあったら言ってこいよ」は禁句:NBonline(日経ビジネス オンライン)

部下の主体性を奪わずに、仕事の品質をチェックするには、大きく分けて2つのことが必要となる。1つ目は「口出ししない」「催促しない」ための仕組み作りだ。上司がいちいち催促しなくても、部下から報告してくるようにルールを作るのだ。(中略)
 
上司が部下に仕事を任せる時に、絶対に言ってはいけないセリフがある。それは「何かあったら言ってこいよ。いつでも相談に乗るぞ」というやつだ。
 
これで相談してくる部下は、まずいない。部下はできるだけ上司に報告、連絡、相談したくないものだ。仕事が遅れているのを知られたくない。いちいち仕事に口を挟まれたくない。叱られたくない。これらの理由で部下はギリギリまで相談をガマンする。だから、上司が気づいた時には既に手遅れ。そんなことがしょっちゅう起きているのだ。(中略)
 
「定例面談」「報告書フォーマット」「見える化」。これらの施策により、上司のあなたが部下に「口出し」をする回数は劇的に減っていくことだろう。先に述べた通り、「口出し」を1回するごとに部下の「主体性」と「やる気」がガクっと落ちていくのだ。それを防ぐことができるようになる。あなたが部下に安心して仕事を「任せられる」ようになるのだ。

現役の設計者だった頃は、まさに自分もそうでしたから、気持ちはよく分かります。

でも理詰めで追い込めば、相手はますます逃げていきます。

「明日、面談だよね。頼むよ!」。僕が部下に声をかけた途端、部下が近づいて来てこう言った。「小倉さん。すみません!明日はちょっと。お客さんから急な呼び出しが入っちゃって…。来週にしてもらえませんか」「ん? そうか。仕方ないな、それは」。僕は1週間空くことが心配ではあったが、部下の言葉通りにすることにした。(中略)
 
僕は後でこの出来事の真実を知ることとなる。何と部下は、僕との面談を避けるため、わざと同じ日にアポを入れていたのだ。つまり、面談をしたくなかった。面談が嫌だったのである。(中略)
 
この期に及んで、ようやく僕は悟った。「定例面談」「報告フォーマット」「見える化」のようなルールや決めごとで部下を縛るだけで何も解決しないのだ。

性悪説か性善説かというくくりともちょっと違うんでしょう。

相手を「役割は違えど、自立した対等の人間」として扱うことをベースに置いて、「早めに助けを呼んだ方が自分にとっても不利益にならない」と分かってもらうことかな。
他にもいろいろあるけどね。