ホンダ、13年の二輪世界生産を2000万台に設定

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ホンダ、二輪生産3割増2000万台 アジア軸に増強  :日本経済新聞

ホンダは2013年度に二輪車の世界生産台数を今年度比3割増の2000万台に引き上げる。同社は世界2位市場のインドで、現地企業との合弁事業を11年3月に解消した。単独で新工場を建設中のインドのほか、ベトナムなどアジアを中心に生産能力を増強する。過去最高だった10年度の1811万台を大幅に上回る生産体制を構築する。12~13年度に計約600億円を投資する計画だ。(中略)
 
先進国向けの製品でも海外工場での生産を増やす。タイでは大排気量の車種の生産を始める。同国では10年に排気量250ccの世界戦略車「CBR250R」の生産を始めた。さらに日本でのみ生産してきた先進国向けの500cc級の車種もタイに生産を移管する。
 
生産能力を現在の1.5倍となる300万台に増やすベトナムでは、低排気量の世界戦略車を生産する。急激な円高が進む中、二輪を生産している熊本製作所(熊本県大津町)は趣味性が強い中・大型車種専門の拠点と位置付ける。
 
10年の二輪車世界販売台数は前年比10%増の5420万台程度で、ホンダのシェアは約33%だった。インドのヒーローグループと合弁を解消したことで540万台の生産能力がなくなったため、11年は20%強に落ちこんだとみられる。積極的な増産投資に踏み切ることで、早期に合弁解消前の水準まで戻したい考え。

カブ110の国内生産は既に終了してしまったようですが、どこで作って持って来るんでしょうね?
タイだと利幅が少ないので、やっぱり中国なのかな。