ホンダ、12年度は反転攻勢へ、世界生産400万台以上を見込む

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アングル:ホンダが12年度に反転攻勢へ、成長路線復帰に好機 (ロイター) - Yahoo!ニュース

12年度の世界販売台数は400万台を超える数字を目指していきたい─。31日、ホンダの池史彦取締役専務執行役員は11年度第3・四半期の決算会見で、こう語った。同日発表した11年度の四輪車世界販売台数見通しは315万台。震災やタイ洪水の影響で前年に比べて1割程度減少することになった。
 
池取締役は「震災や洪水など災害に2度も見舞われたが、それを今期中で吸収し、来期以降、当初思っていた成長路線に復帰する」と12年度に復活を期す。特に重要となるのが、同社が世界で販売する四輪車の3割以上を売り上げている米国だ。

かつてのブランド力は色褪せ、デザインでも技術でも他社の後塵を拝しつつある状況です。

して、その成算は?

適正な在庫水準は55─60日だが、米国の在庫水準は37日相当と適正レベルの半分程度まで低下している。池取締役は「生産が追い付き、在庫が潤沢になれば売れる」とし、3月末までに適正水準まで戻す考えだ。
 
ホンダの米国販売は「シビック」「アコード」「CR─V」の3車種が約6割を占める。昨年4月に全面改良した新型「シビック」は米消費者団体専門誌で一時厳しい評価を下されたものの、実際の販売は悪くなく、現在は生産遅れを挽回して在庫を62日まで積み上げた。池取締役も「これから台数は伸びる」と自信を見せる。
 
また、12月中旬に発売した新型「CR─V」は、生産した車が「右から左へと売れていく」(池取締役)という好調ぶり。12年はもう1つの主力車種である「アコード」がフルモデルチェンジを控えるなど、新車投入が好循環に入っている。

米国では、ずっと買い控えをしてて保有年数が10年を超えたユーザーが、しびれを切らして買い始めているようで、市場全体としても売れ行きが好調です。
シェアを取り戻すためには、市場以上に売っていかないとならない訳です。 他社も手をこまねいてはいないでしょうし、インセンティブも増えるでしょうね。


1ドル70円台半ばが続くこと前提に事業進める=ホンダ取締役 (ロイター) - Yahoo!ニュース

ホンダ<7267.T>の池史彦取締役専務執行役員は8日、ロイターなどとのインタビューで、為替が1ドル=70円台半ばで続くことを前提に事業を成り立たせる考えを示した。
 
日本でしか作れないモデルや基幹部品の輸出は残るとしつつ「完成車の輸出は減らさざるを得ない状況にある」と述べた。
 
ホンダは事業基盤が日本よりも海外が大きく、現地で生産し、販売する取り組みが進んでいる。池取締役は、今後、日本で生産する車種についても海外部品の採用が増えると述べた。
 
ホンダは昨年8月、メキシコのグアナフアト州に約8億ドルを投じ、年産能力20万台の四輪車新工場を建設すると表明した。メキシコを含む北米市場向けに小型車とエンジンを一貫生産する予定。
 
2014年のメキシコ新工場稼動と米アラバマ工場の能力増強により、北米の年間生産能力は現在の163万台から187万台に拡大する見通し。池取締役は「今、日本から輸出している量産モデルについては(メキシコ工場で生産する)候補になる」と語った。

北米で現地生産していないモデルというと、JAZZとかになるんでしょうね。
アキュラRLも北米でしか売れてないのだから、輸出する必要はないんじゃない?