夫への愛、産後1年で激減 夫の長時間労働が影響

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夫への愛:産後1年で激減 育児負担重く募る不満、夫の長時間労働が影響--ベネッセ研究所調査 - 毎日jp(毎日新聞)

幼い子供を持つ夫婦間で、産後、妻の愛情は夫の愛情に比べて減り幅が大きく、特に生後1年以内に急激に薄れていることが、ベネッセ次世代育成研究所の調査で分かった。乳児を持つ父親の長時間労働も顕著で、厳しい労働環境が家族関係に影響を与えていることがうかがえる。(中略)
 
夫婦に愛情の差が生まれる理由について、お茶の水女子大学の菅原ますみ教授は「夫婦が少子化時代に生まれ、子供を身近に見ずに育って子育てのスキルが低下しているため育児の負担が大きい。都市化で支援も少なく、妻が最も負担を分かち合ってほしい夫に失望を募らせているのではないか」とみる。
 
夫の1日の平均実働時間は、妊娠中から子供が2歳になるまでのいずれも、11時間以上が3~4割に上る。10時間以上だと6割前後だ。通勤時間は含まれておらず、家事や育児に関わるのが困難なことが推測される。

夫婦の年令によって層別するとどうなるんでしょうね?
年収による違いもあるのかな?

ところで、

夫に不満を抱かないようにして、妻が夫に無関心となるのでは--と安藤さんはみる。「ワークシェアを導入して、時間と所得の再配分が必要。人間らしい暮らしを取り戻せるよう経済界は真剣に考えてほしい。この調査は、皆が不幸になっている社会状況を表しているのでは」と問題提起する。

この「相手に不満を抱かないようにするために、無関心になる」というロジックは非常によく分かります。