マツダの「大量輸血」に正反対の見方

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マツダ、2300億円増資 フォードと“復縁”観測 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

マツダは22日、経営基盤強化のため、最大1627億円の増資を行うと発表した。主力取引銀行の三井住友銀行や日本政策投資銀行などから返済の優先順位が低い「劣後ローン」と呼ばれる融資も700億円受け入れ、合計で約2300億円を調達する。新興国での生産能力拡大や次世代技術の開発費に充てる。
 
マツダは円高の影響などで平成24年3月期連結決算で1千億円の最終赤字となる見通し。赤字は4年連続。財務体質を強化し新興国市場の開拓を急ぐ考えだが、「単独での生き残りは難しく他社との提携が不可欠」(アナリスト)との見方が強い。株式市場などでは、マツダへの出資比率を大幅に引き下げた米フォード・モーターとの“復縁”も取り沙汰されている。(中略)
 
マツダが苦戦しているのは、フォードとの関係が弱まったことも一因だ。フォードは33・4%を出資していたが、経営不振を受け、段階的に保有株を売却し22年に約5%まで低下した。
 
生き残りには、提携による役割分担が不可欠だ。高田氏は「フォードも新興国展開が遅れており、再びマツダと連携することで効果を発揮できる」とみている。

最近、業績の回復が著しいとはいえ、フォードとの復縁はないと思うけどね。

一方でこんな見方もあります。

マツダが希薄化率40%の巨額増資、当面は独自路線で生き残り策 (ロイター) - Yahoo!ニュース

マツダ<7261.T>は22日、増資や金融機関からの借り入れにより最大2328億円という巨額の資金調達を決めた。他の自動車メーカーから出資を仰がなかったのは、自力で生き残りを目指すという経営陣の意思表示とも受け取れる。(中略)
 
「資本面では独自路線でいくとの固い意志が込められている」――。マツダが同日発表した巨額増資について、UBS証券の自動車担当アナリスト、吉田達生氏はこう受け止めた。時価総額約2600億円に対し、公募増資による調達額は約1600億円。株式の希薄化は40%に達する。
 
マツダは30年来のパートナーだった米フォード・モーター<F.N>との関係が急速に弱まっている。フォードは1979年、マツダに25%出資。96─2008年は33.4%まで出資比率を高めて経営権を握ったが、これまでに出資比率は段階的に低下し、筆頭株主の地位からも外れた。マツダは目下のところ、フォードに代わる資本提携先を探すことにも否定的なため、独力で海外展開を進めていく必要がある。今回の増資の背景には、こうした事情がある。(中略)
 
ただ、アドバンスト・リサーチ・ジャパンの遠藤氏は「自分がパートナーにしたいというところがないということなのだろう」と指摘。資本面で独自路線を打ち出した同社だが、経営陣が思い描いた成長路線を歩めない場合は、新たなパートナー探しに迫られる可能性もありそうだ。

どちらかというと、こっちの方が近いんじゃないかな?

せっかく自決権を回復して、海外生産についてもフリーハンドで計画できるようになったのですから、頑張って頂きたいですね。