三菱自、今期営業利益予想を上方修正

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三菱自、今期営業利益予想を800億円に上方修正 (ロイター) - Yahoo!ニュース

三菱自動車工業<7211.T>は30日、2013年3月期の連結営業利益予想を前年比25.6%増の800億円に上方修正すると発表した。4─6月期の業績が想定を上回った。従来予想の700億円に比べて、14.2%の上方修正となる。(中略)
 
7月以降の想定為替レートは1ドル=78円、1ユーロ=95円。通期平均で1ドル=78円、1ユーロ=97円とし、期初予想からユーロのみ6円円高方向に修正した。1円の変動による営業利益への影響額はドルで20億円、ユーロで10億円。ただ、タイ工場の生産拡大でタイバーツ建ての取り引きが増えた結果、連結決算ベースでは為替への抵抗力は向上しているという。
 
タイで集中生産し、世界に供給する小型車「ミラージュ」は、販売が好調に推移している。会見した青砥修一常務は「13年3月期までに国内で3万台、タイで4万7000台を販売したい」と述べた。「ミラージュ」は8月末に日本に投入する予定だが、現時点で4000台超を受注している。さらに青砥常務は、今夏から世界各地に展開するスポーツ多目的車(SUV)「アウトランダー」の新モデルについても期待を示した。
 
13年3月期の連結当期利益予想は、欧州生産子会社の株式売却の影響を加味し、前年比45.7%減の130億円に下方修正した。従来予想は250億円だった。

為替を堅めにみるというのは、それだけの備えができていることの現れでしょう。

三菱自動車、想定為替レートを円高方向へ修正 (レスポンス) - Yahoo!ニュース

三菱自動車は7月30日、2012年度第1四半期業績を発表した。その席上、青砥修一常務は想定為替レートについて、「第2四半期以降、1ユーロ95円に修正した」と述べた。
 
同社は期初、1ユーロ103円と想定。第1四半期は106円と好転したが、「ここ数か月の状況を見ると、実勢レートがかなり落ちてきている。悪くなることを前提に見直した」という。通期平均では1ユーロ97円とし、期初予想から6円円高方向になる。ドルについては期初の想定レートを変えず、1ドル78円のまま。
 
1円の変動による営業利益への影響額は、ドルで20億円、ユーロで10億円だが、タイ工場の生産拡大でタイバーツ建ての取引が増えた結果、連結ベースではバーツとユーロとの間でナチュラルヘッジが効くようになり、為替への抵抗力が向上しているという。

あとはミラージュがどこまでヒットするかにかかっています。