三菱自幹部 「ホンダ、日産自動車はそろばんに合わないことをしている」

【三菱自動車】 世界戦略車「ミラージュ」を投入 タイ生産“一極集中”リスクが顕在化|数字で会社を読む|ダイヤモンド・オンライン

三菱自動車はタイ工場の大増産によって、全社の生産台数に占めるタイへの依存度が11年度の19.6%から12年度の36.4%へ跳ね上がる(図(4))。
 
三菱自動車の経営陣も一極集中のリスクを認識している。「これ以上のタイ増産は考えておらず、(アセアン域内では)インドネシア、フィリピンを視野に入れる」(益子社長)としている。
 
だが、現在のところは、「タイから他のアセアン諸国へ部材を輸送し、分散して生産するとコストが合わない」(小橋隆次朗・三菱自動車グローバルスモールプロジェクト推進本部副本部長)というのが実情だ。
 
別の同社幹部もまた、「アセアン域内の複数の国で現地生産を進めているホンダ、日産自動車も、そろばんに合わないことをしている」と指摘する。

三菱自は体力がないから出来ないというだけの話で、他社はネガを克服して事業展開しているだけでしょう。

一極集中の方が効率が良いことなんて当たり前の話ですが、それでもその国に製造拠点があるかどうかで、マーケットに対する力の入れ具合も存在感も違ってきます。