年収1000万円世帯が一番老後が危ない

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第1回 年収1000万円こそ、老後が危ない:日経ビジネスオンライン

老後のお金の準備はしていないが、収入が人並み以上あるのだからなんとかなるだろう。そう考えている人はいないだろうか。例えば年収が1000万円以上あれば、退職してからの生活も安泰と考えがちだ。だが1000万円以上の高年収世帯こそ、老後が危ないとお金の専門家はいう。
 
「年収1000万円世帯でも、約2割が老後資金の準備を全くしていない。驚きです」と、フィデリティ退職・投資教育研究所所長の野尻哲史さん。(中略)
 
フィデリティ退職・投資教育研究所がサラリーマン1万人に老後生活に関するアンケート調査をしたところ(2010年)明らかになったのが、「年収1000万円世帯」でも、ある条件によって老後に不安が多い家族、少ない家族にはっきりと分かれることだ。
 
ちなみに同調査では、世帯年収1000万円以上は全体の約5%。そのうち年収1000万~1500万円の429人を「年収1000万円家族」として分析した。うち9割が40~50代で、老後が視野に入る年代だ。

確かにね。 しかもこの世代はバブルを経験していますし、物欲の多い人が多いです。 自分も含めてね。

じゃあどれくらい貯金があれば安心なんでしょうか?

「資産が1000万円あるか、ないかが、分岐点となっている」とフィデリティ投信の野尻さん。
 
そもそも、公的年金以外に老後資金はいくら必要か?同研究所のサラリーマン1万人アンケートでは、平均2989万円。世帯年収1000万~1500万円の層に絞ると、平均4101万円とさらに高くなる。

教育費や住宅ローン返済などに使うお金とは別に、老後用の資金を現時点でいくら準備ができているかという質問に、3人に1人が『0円』と答えた。さらに全体の6割が「必要な老後資金を、定年退職までに準備できないだろう」と不安を感じている。

ウチの会社では50歳になると、定年に向けたライフプランのセミナーを夫婦一緒に受けなくてはなりません。
その席で言われるのが、「定年までに1,000万円貯めてください」らしいです。
退職金や年金などとは別に、最低それくらいないと大変なのだそうです。

我が家もそろそろちゃんと考えないとなぁ。 といいつつ、またAmazonで買い物しちゃったりするんですけどね。