年配者ほど若々しいデザインにこだわる

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【トヨタ オーリス 新型発売】年齢層は高くでも若者が好むデザインを | レスポンス (ニューモデル、新型車のニュース)

その評価は購入者の属性も一因だった。当初狙っていたボリュームゾーンは30から40代で、小・中学生の子供がいて、ハッチバックでも苦にならない層であった。しかし実際は、「お子様がもう大学に行くなど、いわゆる子離れ層のお客様がメインに買っていただきました」と分析。「その方たちの質感に対するこだわりなどがご希望に達しなかった。また、デザインも、やはり格好いいほうがいいと。歳を重ねた人向きのデザインではなく、ダイナミックなデザイン、かつ質感と、高級感があるものを求められていることがわかったのです」と話す。
 
そこで、「年配の方がボリューム層なるにしても、格好いいデザインじゃないといけない。質感で手を抜いてもいけない。さらに、走りももっと訴求したい。それをまさに反映させたのがこのクルマということになります」と述べる。
 
また、オーリスはグローバル展開モデルでもある。欧州でのユーザーの評価はどうだったのだろうか。「結局は一緒です」と末沢さん。「ヨーロッパの50、60、70代の方でも、すごくデザインを重視しています。若者が好むデザインじゃないと駄目なのです」と語った。

ご近所に、グレーの2代目プリメーラセダンから、白いアルファロメオ・ジュリエッタに乗り換えたお宅がありますが、ご主人は年配の方です。
子育て世代は経済性や実用性重視で、デザインにはあまりお金を払わないというのは言えるでしょうね。