スイッチングハブの省電力化

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現在の我が家のベース消費電力は、テレビや照明などを点けない状態で約0.3kWくらいです。
ようやく世間並に下がっただけで、まだ誉められた水準ではありませんが、冷蔵庫の買い替え前は0.4~0.5kWあったことを考えるとだいぶ下がりましたね。
まだ節電のタマはあるので、いずれは0.2kW台にしたいと思っています。

で、今回は有線LAN(GbE)のスイッチングハブです。 現在、我が家には2台のハブがあります。

1F 居間: Logitec LAN-GSW05P/P (5ポート)
1F PC部屋: I-O DATA ETG4-SH8N (8ポート)

以前は2Fにも1台あった(I-O DATA ETG2-SH5)のですが、今は外してあります。

Webサーバーと同じで、ハブも24H、365日稼働しています。
消費電力を調べてみると、LAN-GSW05P/Pが4.6W、ETG4-SH8Nは最大8.5Wということです。


最近のハブは、どのメーカーも省電力設計を謳っています。 基本的には「リンクダウン検知」と「ケーブル長感知」なんですが、個人向けGbEハブでEEE(Energy Efficient Ethernet)対応を謳っているのはPLANEXだけのようです(I-O DATAは法人向けにはEEE対応)。

例えばPLANEXのFXG-05IM3の場合、エネルギー消費効率は0.5W/Gbit/s、消費電力(定格)3.2Wです。
I-O DATAのETG-ESH5だと0.7W/Gbit/sで定格3.6W、ELECOM(Logitec)のLAN-GSW05P/MAでは0.6W/Gbit/sで定格3.3Wです。

5ポート同士で比べると定格では1Wくらいしか下がりませんが、実稼働では半分くらいになることを期待しています。
もし2台ともFXG-05IM3に置換して5W下がったとしたら、年間では43.8kWh下がることになります。 24Hフル稼働している機器は、小電力でもバカにならないですね。