ホンダ伊東社長 相当にぶっちゃける

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中国は心配ない、ハイブリッドも追い上げる (東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース BUSINESS(ヤフーニュースビジネス)

――今般の中国の状況に、どう対応しますか。
 
中国についてはそれほど悩んでいません。中国は巨大な一つの市場ですから。中国の中でホンダの生産と販売がバランスすればいいのです。中国での事業を、他の地域のホンダに大きな連鎖させなければ、中国一国に問題は完結します。
 
中国は一国で事業が完結するほどの巨大な市場ですから、中国の今回のようなケースはそんなに悩んでいない。「中国の」ホンダに徹するだけです。

東日本大震災やタイ洪水のように、全世界のサプライチェーンが麻痺するようなことにはならないということですね。

それにしてもこんなに多岐に渡ったテーマに答えているのは初めてじゃないかしらん?

――中国以外でも世界各地域での自立した開発・生産・販売体制の構築というグローバル化を強調しています。ただホンダはこれまでもグローバル化が進めていたのではないでしょうか。
 
まだ全然。グローバル化については北米は確かに進んでいた。どこよりも早く現地生産・現地販売をし、さらに現地開発も進めています。確かに北米はすごいと思うけど、他の地域は北米をコピーしているだけですね。商品も事業もコピー。
 
これが、今、もっとも大きく飛躍する新興国地域での飛躍をけっこう阻害しているのではないかと思っています。各地域にはその地域に合わせたやり方があるはずです。

やっぱり北米での成功体験が、他の地域で悪い方に出ているのだと思います。 典型的なのは欧州でしょう。
そもそも北米の成功を自分たちの手柄だと勘違いしている日本人が多いのです。

――東南アジアの中核拠点であるタイは。
 
タイは北米以外では一番初めにテコ入れ宣言をした拠点ですから、現地の開発体制は充実してきました。新興国向けの戦略小型車「ブリオ」は日本と現地で共同開発した車種ですが、そのブリオをベースにした派生車種の開発を現地でしています。
 
現地でデザインして、現地で設計図面を引いて、近々立ち上がりますがこれには日本は関与していない。タイでの開発自体は20年以上の実績がありますが、その内容は、現地部品の採用や、新興国ならではの悪路対応や耐久性を高める、といった、北米で開発したモデルを調整することです。
 
私が今やっているのは、そうではなくて、現地の人が好む商品を考えられる、そういうレベルの開発体制を持たせるということです。
 
タイはアジア地域の中核拠点ですから、タイ国内にとどまらすアジアの新興国に受け入れられる車を開発する役割がある。例えば三列仕様車やセダンタイプなどの派生展開。これはもう、そうしたニーズがない日本で開発する必要はなくて、タイ、アジアでやっています。

先日発表された「AMAZE」なんかは、日本にはニーズがないですからね。
ニーズがない国の人間が、想像で開発しても売れないですよ。

――9月に発表した中期計画では新興国の拡大を軸に、全世界販売600万台を掲げました。これまでホンダは数値目標を掲げることはなかったと思います。考え方が変わったのでしょうか。
 
そうですね。確かにホンダは目標台数必達のために何かする、というアプローチではなく、お客さまに喜んでもらえる商品を極めれば、結果として台数がついてくる、という考え方でした。
 
でもグローバル化し、円高も定着した今は違う。数を示さなくては取引先は納得しない。ホンダはこれだけやる覚悟なんだと、社内にも取引先にも示す必要があります。
 
――目標達成には新興国での生産能力が足りません。
 
全然足りない。急ピッチで拡大しますよ。タイやインドネシア、インド、中国、ブラジル、メキシコなどで拡大していきます。ロシアについては、国土の広さや資源依存に依存した経済などちょっと慎重な見方をしていますが。具体的にはお話できませんが、どこでどれくらい生産するという見当はあります。
 
人的なリソースや資金面など大変なことはたくさんありますが、人間、大変なことをやり遂げて初めて満足できるじゃないですか。600万台は社内にカツを入れるという意味もあります。

ロシアはどうするんだろうね。 シェールガスで、資源(天然ガス)バブルが弾けたという見方もあるけど。

――北米市場でコンパクトカーというのはイメージが湧きませんが。
 
時代がそうなるだろうという読みです。いま北米でフィットが堅調かと言ったらそうではないですが、それは輸出車なので円高が厳しく、たくさん売るほど赤字になる、という面もあります。
 
今計画している次世代のフィットはさらに進化していますから、新興国のエントリーカーがフィットのゾーンに移るという確信があります。これまではホンダのシビック、トヨタのカローラ、ヒュンダイのエラントラがエントリーという位置づけでしたが、時代は必ずもう一段クラスが下がると思っています。
 
北米でも、上のクラスとは居住性は大差はない、燃費はもっとずっとすごい、プラスアルファで最新技術でも入っていて、お手ごろ価格なら、こっちでいい、ということになる。アメリカ人は結構、価格と実用性のバランスにシビアだからそうなると思う。

うーん。 それはどうかなぁ。
そう言ってインサイトはプリウスに負けたじゃん。 アメリカ人はやっぱり大きいクルマが好きなんだよ。


【インタビュー】円高対策として米国からの輸出を拡大=ホンダ社長 (ウォール・ストリート・ジャーナル) - Yahoo!ニュース

ホンダの伊東孝紳社長は、、円高の影響回避に向けた開発・生産拠点の日本からの移転の一環として、米国からの輸出を拡大する意向を明らかにした。
 
「アメリカで(の輸出量は現地)生産量の6~7%くらい負担してもらってる、これをもっと負担してほしいと思っている」。伊東社長は26日、ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューに応じてこう述べ、具体的には「2割くらい。(実際そうなるかは)大きな車のニーズが他の地域で(アメリカが輸出を)2割負担するほどあるかどうかもある」とした。(中略)
 
ホンダは海外シフトの一環として、最量販車種でもあるコンパクトセダン「シビック」の次期モデルの設計開発業務を米国の拠点に移転する。また、中型セダン「アコード」についても、同様の措置を検討している、と伊東氏は述べた。さらに、今後は世界市場で販売するモデルに関しても設計開発業務を、現在世界最大の自動車市場である中国に移転する可能性があることも明らかにした。

米韓FTAを使って韓国に輸出するらしいですね。