「北米頼み」がなぜ悪い?

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日本車「北米頼み」の危うさ:日経ビジネスオンライン

日系自動車メーカー各社の2012年4~9月期決算がほぼ出揃った。世界景気の減速感が強まる中、需要が比較的堅調な「北米頼み」の構図が鮮明になりつつある。(中略)
 
中国、欧州市場での販売不振で、相対的に高まったのが、ホンダの北米市場への依存度だ。北米での販売見通しは当初の174万台を据え置いたことで、全体に占める構成比は従来予想の40.5%から42.2%に向上した。
 
ホンダは北米市場に過度に依存する企業体質から、全世界でバランスよく稼げる体質への転換を目指す一環として、昨年から新興国で現地開発体制の強化を急いでいる。だが、その矢先に中国や欧州で販売不振に陥り、北米依存体質からの脱却は遠のいてしまった。

何が問題なのか、さっぱりわかりませんね。
依存できる市場があるだけまだいいじゃん。 液晶なんか全世界的にダブついているよ。

「北米頼み」がいけないのなら、米国も景気後退してどこにも依存していない状況になれば、それは健全なのかな?

全世界同時不況になったとして、それを一企業がコントロールできるものではありません。
もちろん過剰投資にならないようにしておくことや、固定費の削減は大事でしょうが、それはリーマン・ショックの教訓もあるので各社とも適切に対処できるでしょう。

むしろ不況の中でも、競合に勝ち抜ける商品力や販売力をいかに磨いておくかが重要でしょう。