「コア」なき民主党、創設者も不在で風前の灯

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我が国の政治がエンターテイメントすぎるんですが: やまもといちろうBLOG(ブログ)

それにしても、小沢さんは相変わらず「都合が悪くなると電話に出なくなる」という生態の動物であるらしく、これはもう部下率いて党を割る気満々なんだろうと感じます。民主も海江田さんに割らせて再度小沢グループを作るのか、あるいは野田派なるものが出来て分裂して自民党に合流して改憲の流れを持ち込むのか分かりませんが、この負け戦後の敗退側のうだつの上がらなさは異常です。こうなると、社民党も一緒に民主党合流だーぐらいのことをやりかねません。
 
本当に、大丈夫なんでしょうか。
 
一方、勝てば官軍で組閣人事が固まる自民党も、党人事が出たわけですけれども、党三役の政調会長に高市早苗女史、総務会長に野田聖子女史という、両翼にうんこをぶら下げた不思議な体制をとってきました。こっちはこっちで大丈夫なんでしょうか。文字通り、幹事長石破茂を筆頭とする石破無双で党内の結束を図るというかなりの博打になっております。自民党本部は組織が優秀なので、仮に微妙な人が上にいても大丈夫という判断なのかもしれませんが、これはこれで凄いことなんですが、民主海江田代表とか、未来の党が早くも壊し屋による解体工事が始まる風情に比べるとインパクトが欠けます。
 
既存政党がこのような状態ですと、なかなかに「政治不信を払拭する」とかむつかしかろうと思ってしまうんですけれども、これが私たち日本人が戦後70年間営々と築き上げてきた民主主義の現実だということを、有権者自身が理解する必要があると思いますね。

自民党に成り代わって政権交代することだけを旗印に結集していたのが民主党なので、それが終わってしまったら霧消してしまうのは必然なんでしょうね。

とはいえたった1年前には、衆院で300を越える議席を誇っていた与党が、こんな体たらくというのは寂しいものです。
「自民党と相対する二大政党」の看板は、単なるハリボテだったということでしょう。

民主党創設者である鳩山由紀夫を「粛清」して引退に追い込んでしまったことで、もはや民主党という看板に拘る人が誰も居なくなってしまいました。
おそらく再生は不可能なんでしょう。

一方で、第三極もどうしようもないですな。

未来の党、分裂不可避、「クーデターだ!」 嘉田代表vs小沢派の対立深刻 : J-CASTニュース

大モメにモメた両院議員総会から一夜明けた25日、嘉田代表は旧生活側が可決した動議について「小沢さんは代表である自分が明確に反対を表明しているうえ、当事者の小沢氏が欠席する中で採決されたもので受け入れることは出来ない」という談話を発表。さらに記者団には「小沢さんと連絡が取れず、お隠れになられた。共同代表になりたいのか本人の口から聞きたい」と小沢氏への不快感を隠さず、阿部知子氏を共同代表にする案も撤回しなかった。
 
だが、小沢氏を含めた未来の国会議員17人の中で、嘉田代表に近いのは阿部氏のみだ。圧倒的多数の旧生活グループ、すなわち小沢グループが、党代表としては「賞味切れ」の感もある嘉田氏に主導権を渡したまま13年夏の参院選挙に臨むとは考えにくい。
 
25日の民主党代表選挙では、小沢氏の後押しで10年の代表選に出馬した海江田万里氏が勝利を収めたことから、両者の関係の延長線上で民主と未来の野党共闘もありえぬ話ではなくなった。

次期参院選までに、総選挙のときにあった12の政党のうち何個が残っているんでしょうか?
それともまた新しい政党が生まれているんでしょうか?

朝日新聞デジタル:亀井静香氏、未来離党の意向 - 政治

日本未来の党の亀井静香衆院議員は26日、嘉田由紀子代表と小沢一郎氏に離党する意向を伝えた。同日中に離党届を提出する。
 
亀井氏は朝日新聞の取材に「党は日本の危機を切り開くという当初の状態ではない。このままでは日本の将来を変えることができない」と語った。未来は小沢氏の共同代表起用をめぐって党内が混乱している。

亀井静香も落ちたもんだな。 むしろ選挙に落ちていた方が、いい死に場所になったのかもしれないのに。