オーディオの評価は難しい

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もとよりACアダプタ付きで5千円もしないような、中華デジタルアンプの音質について論評しようなどということは、500円で売ってるワインのテイスティングをするようなものです。

バリュー・フォー・マネーで考えると素晴らしいものがありますが、絶対評価として高級オーディオとあらゆる面で同レベルで語れる音がするかというと、それはちょっと違うだろうと思います。
条件さえ整えば、タメを張れるということはあると思いますけどね。

オーディオの音質評価が難しいのは、単品では評価できないからです。
スピーカーなど、接続される他の機器はもとより、部屋、一次電源、音楽ソース、そして評価者(聴く人間)の心理的・肉体的状態に左右されます。

打率10割のバッターが居ないのと同様に、どんなジャンルの音楽でもベストに奏でるオーディオは存在しません。
オーディオはいじらず同じ音楽を聴いても、昨日は「最高!」と感じたのに今日は「イマイチだな...」と頭を垂れることになります。

なんでこんなことを書いているかというと、昨日帰宅してテレビとオーディオの音を聴いたら、「なんか違う...」と思ってしまったからです。
その結果、アンプを入れ替えて、

・テレビ用 SA-S1+
・オーディオ用 SA-98

ということになりました。

テレビでSA-98の音を聴くと、なんか余計な響きがしてるような気がしてきたんですよね。
逆にオーディオのSA-S1+は、痩せて貧弱な印象でした。

ただ、これも「昨日・今日の自分の状態では」ということで、明日になったらどうなっているか分かりません。
という訳で、当blogの評価なんて全くアテになりませんので、よろしくお願いします。